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Date:2021.05.04

バリアフリー

リフォーム工事を担当しております薄井吉昭です。

リフォーム工事のご相談では段差の解消をご希望される方が非常に多いです。

築20年位以上経っている建物では、和室入口や、トイレ、浴室等に段差が有るのは当然の事の様になっております。

浴室の段差を無くす為にはユニットバスに変更する場合が多いです。

和室の段差を無くす為には畳からフローリングに張り替えて段差を解消するケースが多いですね。

トイレ等も廊下の床より高い場合もあり、低い場合もあります。スリッパがドアに当たらないよう段差を設けている事が多いのですが最近では引戸にしたり、トイレにマットを敷いてスリッパを使わないケースも増えております。

今回工事したお客様のトイレは廊下と、トイレの床は同じ高さでドアの下に付ける敷居が一段高くなっておりました。

これではトイレに入る時に危険ですね。

早速バリアフリー工事を行いました。

既存の敷居を撤去して平らな見切り材を被せました。

敷居が低くなった分ドアの下がに隙間が開いてしまいますのでドア下は継ぎ足し致しました。

お客様も使用する場合はドアを交換しますが、2階トイレで家族のみ使用するので費用を抑えて方法で工事しました。

 

お住いはちょっとした事でも改善や修理を行う必要があります。

別のお客様では、玄関外にある木製柱の腐食が心配で相談を頂きました。

和風住宅では玄関屋根を支える為に木製の化粧柱があります。

昔は木製部分を土間コンクリートやタイルより下まで埋め込むケース多いようでした。

当然雨が降れば柱に染みた水分が下に沈み埋め込まれた部分が腐食してきて、場合によってはシロアリが発生する場合があります。

どの様に改善したら良いのでしょうか。

柱を交換する場合もありますが上に乗っている梁材との接合部加工が難しいのでビスや金物で固定するようになります。

今回のケースは下の部分のみ腐食しておりましたので柱全体交換ではなく、足元だけ金物で固定をしました。

人に例えるとケガをした足首を長年そのままにして足を切断し義足を付けるのと同じ事になります。

建物では大変な事に感じないかもしれませんが人に例えると大変な事になります。

建物は(痛い)と言わないだけで人と同じように健康診断(定期点検)を行い、人がかかり付けの病院があると安心できるように、建物もかかり付けの工務店があると安心です。

かかり付けの工務店が居ない方は、今すぐ薄井工務店のホームページをご覧ください。

ご相談おまちしております。

 

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