天然木材とちぎ県産材の魅力
Wood薄井工務店では、構造材~合板まで
すべて栃木の木材を使用しています。
木は産地も重要です。 栃木の木は成長が遅い分、 目詰まりが細かく粘り強度が高いのが特徴です。
破壊試験では、 集成材よりはるかに強いことが証明された、 栃木県が誇る全国トップレベルの木材になります。
森も地域も元気になる
近くの山の木で家を建てる
日本は世界でも有数の森林大国です。中でも『栃木の木』は、 全国でもトップクラスの優良な木材とされています。
品質を支える
恵まれた気候条件
栃木県は雪が少なく、一年を通じて気温・降雨のバランスが良く、さらに風水害や虫害が少なく、土壌も優れており、 まさに『良質な樹木が育つ』条件が揃っています。
地域材を使って、
循環型の森林を守る
木は成長期に『多くのCO2を吸収』し、酸素を放出してくれます。 森を手入れすることで、土砂災害を少なくし、また、地元材を使用することで、 運搬にかかるエネルギーコスト『Co2排出』を最低限に抑えることができます。
『無垢材』と『集成材』の違い
優良な『栃木の木』を厳選して造る家
毎月、県の林業センターで『強度試験』を行い、厳選された木材を使用しています。
国内の天然無垢材でも優良な『栃木の森林から』さらに厳選した木材を使用するので、平均的に安定した集成材以上の品質を得ることが可能です。
『無垢材』と『集成材』の実証実験
- 暴露試験
- 弊社の屋外にて、2018年10月より暴露試験を行っています。集成材の接着剤がだんだん剥がれていく様子がわかります。無垢材の桧、杉は今のところあまり変化はありません。
- 燃焼実験
- 薪ストーブに、無垢材と集成材を同時に入れ、燃え方の違いを実験しました。 燃やしても無垢材は芯がしっかり残ります。(接着剤は、ダイオキシンが発生するので、通常は燃やしません)
- 白アリ食害試験
- 180日間ヤマトシロアリの選択食害試験の結果 集成材は接着部を除き、食害されていますが、芯のある無垢材は、ほとんど食害が見受けられません。シロアリは、フェロモンを出し、仲間を呼び食べやすい餌から集中して食べる習性があります。
集成材の怖さ
集成材に使う強力な接着剤には、フェノール樹脂やレゾルシノール樹脂が使われますが、これらは、ホルムアルデヒトが含まれます。近年は、エコ問題で、ホルムアルデヒトを放出しないイソシマネート系に変わってきていますが、これらの接着力が弱まっています。 また、輸入木材には、防腐剤などどんな成分が使われているかわからないのが現状。(日本と海外では安全基準が大きく異なります)
注意:ストーブやバーベキューでは絶対に集成材を燃やさないで下さい。※ダイオキシンが発生します。
とちぎのいい木
積雪量が多い地域では、雪の重みの影響で樹木が真っ直ぐに育たないことがあります。 また、気温や降雨量、土壌も樹木の生育に大きな影響を与えます。 栃木県の積雪量の少なさ、適度な気温・降雨量、恵まれた土壌、そして細やかな森の手入れが、高品質な「とちぎ材」を生み出しているのです。