構造・耐震木造住宅でトップの構造計算方法を採用
Structural地震大国の日本では、 繰り返しの大地震を
想定して造らなければいけません。
大切な空間を守り抜くことが重要です。
建築基準法は1度目の大地震に耐える事を前提としており、
何度も大きな地震が続くことは想定しておりません。
どのような構造計算・仕様で等級3を得ているかが本当に必要なことです。
長期優良住宅仕様
国の認定基準をクリアした優良住宅
薄井工務店は長期優良住宅の認定基準をクリアしている仕様となっております。
近年では長期優良住宅の認定を取ることで補助金を得られるものも多々あります。
長期優良住宅の基準が2022年10月1日より制度改定され、
耐震等級3でなければ、認定を取得することが出来なくなりました。
三次元構造計算
三次元立体解析とは?
耐震等級3は当たり前になっていますが、地震に対する安全性を高める構造検討方法は、4種類あります。
ここで重要なのは、同じ耐震基準であっても構造検討方法が違うと、地震に対する強度が異なるということ。
同じ構造の専門家の手による構造計算(許容応力度計算)であっても、その手法によっては、安全性に差が出てきてしまいます。
今注目されているのが、 「三次元立体解析」という最新の技術です。 三次元の大きな特徴は、実際の家の形をそのまま揺らして見ることができるということ。 力のかかる箇所はどこなのか。揺れたときにズレは生じるのか。 この三次元立体解析によって、建物がどう揺れるのかに“根拠”をもたせること。 この根拠を、さまざまな箇所の設計に活かしていくことで、 より丈夫で、安全性の高い住まいを構築していくことができます。
構造計算をどのようにしているのかが重要
構造計算を行った建物のほうが、安全性に対する信頼度が高いと言うことができます。 専門家による構造計算を行うことは、安全性を確保するうえでたいへん重要なステップとなります。
安全性の根拠
制震工法(※オプション)
【耐震とは】
家自体の強度を高めて、揺れに「耐える」地震対策になります。
ただ、耐えるのが目的なので構造材などにダメージの蓄積がされます。
【制震とは】
揺れを「制御」する地震対策になります。 地震が発生した際にエネルギーを吸収することで揺れを低減します。
揺れを低減することで構造材へのダメージを最小限に出来る為、 さらに地震に強い家が出来ます。
あらゆる制震装置が存在しますが、当社では「制震テープ」を採用しております。
局所に制振装置を付けてもどこかに負荷が掛かってきてしまいます。
制震テープは土台~柱~梁のすべてに施工する為、家全体が一つの制震装置になります。
110年後も十分な制震性能
サーモシールド基礎工法
従来の基礎とは違い、耐久性・断熱性・防水性・通気性・防蟻性を兼ね備えた超高性能基礎。
現状これ以上ない基礎工法により、 安全性とメンテナンス性などが段違いです。
高耐久の理由とは?
従来の基礎は工事では、 土間部分と立上り部分を別々でコンクリート工事をする為、どうしてもつなぎ目が出来てしまいます。 つなぎ目が出来るので、耐久性が下がり・シロアリ対策が必要です。
サーモシールド基礎工法の場合は、 土間部分と立上り部分を一度で施工する一体打ちになっている為、 耐久性がアップし、シロアリの対策が必要になりません。 さらにつなぎ目が無いので床下浸水のリスクも減ります。
床下空間からお家を暖かく
サーモシールド基礎工法は、 外周部の外側と内側にEPS断熱材で囲っており、W断熱仕様となっております。 基礎から暖かい空間づくりをすることで底冷えを減少し、 快適な空間が得られます。
一体打ちの基礎強度
繋ぎ目がある場合と無い時の強度試験を行いました。基礎工事では二度打ちが一般的ですが、一体打ちにするだけで圧倒的な差が出ました。
床下エアコン(※オプション)
薄井工務店は、 基礎空間の通気性を活かした、床下エアコンをご提案しております。
床暖房とは違い、 床下空間を暖めることで一階の床全体を暖かくします。 暑くもなく寒くもない。人が健康で過ごしやすい空間をご提供します。 サーモシールド基礎工法の通気性が無ければ出来ない床暖房システムになります。
Sumika(※オプション)
床面から排気する24時間換気システムです。ハウスダストやアレルゲンが溜まりやすい床面から排気することで、健康に優しい空気環境を創り出します。
また、 サーモシールド基礎工法との相性が抜群で、 床下空間の通気が良い為、全体に新鮮な空気を送り出します。さらに床下エアコンも併用すれば家全体に暖かい空間が出来ます。
桧粋
『無垢材』と『集成材』の違い
優良な『栃木の木』を厳選して造る家
毎月、県の林業センターで『強度試験』を行い、厳選された木材を使用しています。
『無垢材』と『集成材』の実証実験
- 暴露試験
- 弊社の屋外にて、2018年10月より暴露試験を行っています。集成材の接着剤がだんだん剥がれていく様子がわかります。無垢材の桧、杉は今のところあまり変化はありません。
- 燃焼実験
- 薪ストーブに、無垢材と集成材を同時に入れ、燃え方の違いを実験しました。
燃やしても無垢材は芯がしっかり残ります。(接着剤は、ダイオキシンが発生するので、通常は燃やしません)
- 白アリ食害試験
- 180日間ヤマトシロアリの選択食害試験の結果
集成材は接着部を除き、食害されていますが、芯のある無垢材は、ほとんど食害が見受けられません。シロアリは、フェロモンを出し、仲間を呼び食べやすい餌から集中して食べる習性があります。
集成材の怖さ
集成材に使う強力な接着剤には、フェノール樹脂やレゾルシノール樹脂が使われますが、これらは、ホルムアルデヒトが含まれます。近年は、エコ問題で、ホルムアルデヒトを放出しないイソシマネート系に変わってきていますが、これらの接着力が弱まっています。
また、輸入木材には、防腐剤などどんな成分が使われているかわからないのが現状。(日本と海外では安全基準が大きく異なります)
注意:ストーブやバーベキューでは絶対に集成材を燃やさないで下さい。※ダイオキシンが発生します。
とちぎのいい木
積雪量が多い地域では、雪の重みの影響で樹木が真っ直ぐに育たないことがあります。
また、気温や降雨量、土壌も樹木の生育に大きな影響を与えます。
栃木県の積雪量の少なさ、適度な気温・降雨量、恵まれた土壌、そして細やかな森の手入れが、高品質な「とちぎ材」を生み出しているのです。
ピン工法
在来工法は、 土台や柱、梁などを接合するために仕口やほぞを加工するため断面欠損があり、 接合部の強度に心配があります。こういった問題を解消できるのがドリフトピンを使用したピン工法です。
金物接合による高い耐震性
在来工法は、木材を仕口加工して、木と木を直接接合して羽子板ボルトで固定をします。
仕口部分の断面欠損が多く、金物もボルトとナットによる固定なので地震の多い日本では緩んできます。
ピン工法は、 仕口の削り部分を最小限に抑え、金物で木材と木材をしっかりと接合します。
仕口を最小限に抑え尚且つ、地震によるボルトの緩みも無い為、 耐震性が高い工法になります。
強度実験と結果
構造材の接合部もこだわる
1995年の阪神淡路大震災を再現した三次元実大振動試験によって検証されています。(2004年12月7日 於:独立行政法人 土木研究所)また、性能評価機関に準じた試験内容 (「在来軸組工法住宅の許容応力度設計」公益財団法人 日本住宅・木材施術センター企画編集)で各接合部の耐力を検証。高い強度を実証しています。
ハイスピード工法(地盤改良工事)
天然砕石を使用した安心なハイスピード工法
既存の地盤改良工法のようにあらかじめ決まった杭を使ったり地盤を補強しない工事と異なり、 砕石パイルをその地盤にあうように確実な施工で1本づつ造り上げ、砕石パイルと砕石パイル周辺の地盤の支持力を複合させて、 地盤の支持力を高める地盤改良工法です。
環境と健康にも優れた地盤工法
地盤改良には大きく2つの問題があります。 「土地評価の目減り問題」と「環境汚染問題」です。
【土地評価の目減り問題】
2003年1月1日より適用された土地評価に関する方針に関する方針をご存じでしょうか? 土地の鑑定時に「土壌汚染」や「埋設物」の有無をチェックし、もし発見されれば、 土墳汚染の浄化費用や埋設物の撤去費用を差し引いて算定されるというものです。 今では大型物件を中心に適用が開始されています。
【環境汚染問題】
セメントを使った地盤改良だと、 人の健康や自然環境に悪影響を及ぼす非常に危険な発ガン性物質「六価クロム」が発生する可能性があり ます。2003年2月15日に土壌汚染対策法が施行されました。 この法律によると、もし汚染物質「六価クロム」が発生してしまったら、土地の所有者である皆様は、 その汚染物質の浄化義務を負うことになります。