栃木県佐野市 8坪の中庭のある懐かしさが漂う邸宅
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は8坪の中庭を囲むように建てられた、なつかしさ漂う邸宅をご紹介します。
リビング階段
リビングに2階へ上がる階段があることを言います。
必ずリビングを通るので、家族が必然的に顔を合わせる機会が増えます。
そのため、家に誰がいるかを把握しやすいので、お子様がいるご家庭にオススメです。
勾配天井で木の香りいっぱいそして光あふれるリビングです
リビングには大きな窓を壁いっぱいにとり、さらに天井近くにも窓を切りました。窓のある部分から勾配天井になっているため、実際よりも広々として高い天井を実感できます。
勾配天井は吹上天井とも呼ばれます。屋根の勾配を活用し、部屋の中の白い壁と相まって、リビングにはいつも太陽光が優しく降り注ぎます
吹上天井
屋根裏としてデッドスペースになっているスペースを「部屋の空間」として
使用することにより、高さが強調され、視覚的に開放感のある部屋になります。
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センスの良さが引き立つワインカラーのシステムキッチン。収納も充実しています
システムキッチンは窓に向かって作業するスタイルになっています。ワインカラーで統一されており、収納も充実しています。
限られたスペースを最大限に活用して、広々としたダイニングスペースも確保しており、キッチン周りも家族団らんの場になりそうですね。
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100年以上の歴史のある建具を再利用。趣きがあり、どこか懐かしく、心安らぐ和室です
和室には、床の間を設けて本格的な造りに仕上げています。ここには100年以上の歴史を持つ建具を再利用しています。
簾戸とガラス、障子を取り合わせた戸を開くと、光あふれる縁側へと続いています。開け放って庭を眺めるのも最高の贅沢ですね。
大切なお客様をお迎えする客間だから、ぜいたくに造られた建具を丁寧に合わせました。歴史を感じさせてくれる一間です。
築100年以上の住宅を、思い出を残して立替えました
今回のお宅は、なんと築100年以上という古民家をベースとして、そこで生まれ、育ち、生活した家族たちの思い出を残すように立て替えました。
ナチュラルな木づかいがアンティークでレトロな雰囲気が端々に残る邸宅にマッチして、味わい深さをかもし出しています。
リビングは家族みんながくつろぐスペース。でも子ども達が成長するにつれて、それぞれの部屋にこもる時間が増えてきます。
中には玄関から直接自分の部屋へ行ってしまう子どもも。そこで今、リビング階段が見直されています。
リビングにあえて階段を持ってくることで、誰もが2階に上がる時にリビングを通らなければなりません。朝もリビングを通らなければ玄関まで行けません。
家族と顔を合わせ、あいさつが交わされる空間になるように、リビング階段の価値が見直されているのです。