玄関は一つ。プライベート空間は充実した二世帯の家
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は、玄関は一つでも、内部はプライベート空間を充実させた、満足感の高い二世帯住宅をご紹介します。
ひとつめのLDK空間
ひとつめのリビング・ダイニング・キッチン空間は、キッチンにそって立てられている大きな柱がポイントになっています。
キッチンはI型で、腰壁がしっかりとした高さを保っているため、ダイニングスペースからは手元が見えない造りです。
ダイニング部分には壁にそって本棚、リビング部分には低い位置に収納棚が造作で造りつけられ、日常のさまざまな小物をさりげなく収納できるように工夫されています。
ふたつめのLDK空間
2階部分に造られているふたつめのリビング・ダイニング・キッチン空間は、ホワイトの天井にダークな色あいの梁を配置しました。
埋め込み型の照明と吊るし照明を上手に配して、天井に合わせたおしゃれなスペースに仕上がっています。
ダイニングスペースには、家族で囲める食卓があり、キッチンの手元を隠す腰壁から、すぐに料理やお皿、カトラリーを移動できるよう工夫されています。
ベランダに向かって広々とした掃き出し窓も配置され、プライバシーを守りつつ、開放的な気分も味わえる造りです。
カウンター
ひとつめのダイニング部分には、キッチンの腰壁に向かってカウンターがしつらえられています。
並んで食事をしたり、コーヒーブレイクを楽しんだり、すぐ脇にある本棚から、お気に入りの一冊をとって読書時間を過ごしたりと、お好みに合わせた使い方ができます。
カウンターの左端は、どっしりとした柱にかかっており、安定感とともにおしゃれなカフェのような雰囲気も漂わせます。
玄関は一つでも、充実のクロークスペース
玄関は一つでも、充実のクロークスペースを確保しています。家族それぞれの靴を、世帯ごとに収納できるほか、ちょっとしたアウトドアライフに使用する、ゴルフバッグやお外遊びのおもちゃなども簡単に片づけることが可能です。