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Date:2014.12.17

住宅リフォームに伴う補助金

こんにちは。
住宅新築、リフォーム、ガーデンをしてます 薄井工務店 代表の薄井です。
今日のご案内は今年度から新しく始まった 『スマートウェルネル住宅推進モデル事業』 の補助金についてです。
補助金対象の条件は、ある一定の断熱基準を満たしていな住宅を断熱リフォームすることにより最高100万円(工事費の1/2が限度)さらに手すりを付ける、段差を無くす、廊下の幅を広げるなどのバリアフリー工事をすると+20万円 合わせて120万円の補助金が受けられる補助事業です。
なぜ、そこまで断熱リフォームに国は補助金を出すのか?
それには大きな訳があり、年々高齢化が進む日本において医療費の増加が深刻な問題になっています。
近年の医療技術などにより平均寿命は長くなっていますが、問題なのは『健康寿命!』(介護などの世話にならず生活できる)です。
ピンピンコロリと逝ければ介護の必要もなくなりますが問題なのは心疾患、脳疾患などにより介護が必要な状態になりその後亡くなるまでの期間が長ければ長くなるほど国の医療費もかかってしまします。
では! そうならない為にはどうしたらいいか?
病気の主な原因は、生活習慣50% 遺伝20% 環境20% その他10%
となっているようです。
私たちにできることはそのうちの環境部分です。
断熱リフォームをすることにより、室内間の温度差を少なくし『ヒートショック』という温度差による体の機能障害のリスクを減らすことです。
あまり知られていないかもしれませんんが、浴室内の死亡事故は交通事故のなんと2倍以上!もあるのです! 年間1万人以上の人がヒートショックなどの原因により命を失っています。
またはそれが原因で介護が必要になっている人はその何倍もいるはずです。
65歳以上となると極端にそのリスクは高くなるようで、ショックなことに栃木県は特に多い県で、
なんと、心疾患脳疾患の死亡率が全国でトップです!!
これは何とかしなければなりません。  環境を変えることで20%はそのリスクが減らせるのであれば積極的に断熱リフォームをお勧めしなければならないと。
と、いう訳で国は多額の補助金を出してまで断熱リフォームを推奨しているのです。
しかし、そこは国の補助金。 そう簡単にお金は出してくれません。
書類やらデーターやら様々な条件が必要になります、でも大変なのは事務局と工事施工店でお住まいの皆さんは、そんなにハードルは高くないと思います。
あるとすれば、施工前の住まいで毎日朝晩と2回ずつ14日間血圧を測定してもらうことです。
専用の機器が送られてきてデーターは自動で送られますのでそんなに手間はかかりません。
工事範囲や既存の建物の断熱条件にもよりますが、血圧を2週間測定で120万円の補助金の権利が得られますので皆さんも積極的に活用ください。
それにしても我々のせ提出書類は複雑・・・・・・

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