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Date:2011.03.16

放射線濃度により換気は止めても大丈夫?

いよいよ始まりました。 計画停電!
9時45分ごろ、いきなり『プチ!』
ラジオだけが聞こえています。
被災地を思えばたった3時間の停電くらいどうってことありません。
この中でも出来ることはたくさんありますので業務を続けます!!
震災被害の連絡は段々と落ち着いて来ましたが、昨日の夕方から換気についての問い合わせが増えています。
放射線濃度が高くなっているので、換気を止めていいかどうかの問い合わせです。
機密性の高い工法なので、換気を止める事に不安があるようです。
換気を止めた方がいいかどうかの判断については、私共では放射線の専門的知識がないので皆さんの判断にお任せするしかないのですが、換気を止めることについての問題についてお答えいたします。

まず計画換気を止めることについて、特に人的被害はありません。
1年も閉じこもるというのであれば話は別ですが、家族人数が2~3日籠っても窒息するようなことはありませんからご安心ください。
35坪~40坪程度の家であれば300~350立米の空間がありますし、気密性が高いといっても全く隙間がないわけではありませんので多少の自然換気はできてしまいます。
ですので幾分、二酸化炭素濃度が高くはなりますが大丈夫です。
ただし、ファンヒーターなど燃焼する暖房器具は絶対に使わないでくださいね!
一酸化炭素濃度が高くなると危険ですので!
それと、室内の湿度が高くなると思いますので、寒い時間帯は窓に多少結露が始まるかもしれません。
壁内結露が起きるほどではないのでご安心ください。
私も含め初めての経験が多くわからないことも多いと思いますが、私ともにわかることは何でもお答えいたしますので遠慮なくご相談下さい。

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