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Date:2016.03.22

家の建て時はいつ?

家の建て時って…

マイナス金利や消費税増税前!
これだけ聞くと、とても今がお得な感じがしますね。

確かに金利に関しては住宅ローン、フラット35とも徐々に金利の引き下げになってきました。10年固定でも1%を切っているのですから驚きです。

以前は固定の方が定期的な金利ブレがあり、かえって変動の方が長期的に安定していましたが、ここまで下がると逆に固定にした方がお得感があるように感じます。

今であればフラット35もいいのではないかと思います。

ただ最終的には決済になった時期の金利なので申し込み時ではないことを考慮してください。

消費税を考えたら…

さて、問題は消費税!8%?10%になることで2000万円の建物であれば40万円の差額になりますが、これを高いとみるかどうか?前回の5%?8%になる時のことを考えてみましょう。

この時は2000万円の建物であれば60万円の差額になるのですが、増税後にはローン減税の拡充などにより条件によっては殆ど差額が埋められる方もいました。

前回は相当の駆け込み需要により、資材や人件費の高騰!

仮にこれが契約後であれば業者が負担することになるのでお客様は特に気にすることはありませんが、前回これに懲りた業者は今回相当価格の変動を気にしながら見積もりを決めることと思います。

契約まで2ヶ月かかる⁈

また、資材や人材不足により工期は延び、無理に終わそうとするならば3流職人をあてがっての突貫工事!そんなことをすれば質の低下につながるのは当たり前です。

いま政府も増税には相当慎重論が出ているようで、仮に予定通り来年4月1日より増税となればその半年前が経過措置で9月30日までに請負契約を交わせば平成29年4月1日以降の引き渡しになっても契約時の税率にて計算されます。

その経過措置期限まであと半年!その判断はおそらく7月25日に任期となる参議院選挙前に増税の判断が下されると思います。

経過措置2か月前です!この時に慌てても注文住宅では設計見積もりから契約までには時間がとても足りません。

建て時はいつ?

薄井工務店では年間に施工できる棟数を決めていますので駆け込みだからと言って無理に詰めることはできません。

そんなことをすれば結果的に質の高い家はできなくなるからです。住まいは完成品を買うわけではなく、職人さんが現場で作りあげていくもの。

どんなに営業がまだ間に合うと言っても現場ではバタバタとしています。

では結局いつが建て時?それは『家が欲しいと思った時』が一番の建て時です。

増税や金利に踊らされることなく、じっくりと検討していい家を造っていこうではありませんか!

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