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Date:2023.01.15
二世帯が快適に暮らせる間取りとは?
新築、リフォーム、外構工事の薄井工務店コンシェルジュの薄井真弓です!
今年もどうぞよろしくお願い致します!
昨年から、建築資材も高騰したり、土地も高騰したりと、土地から家づくりを
考えている方には大変な時代になってきています。
最近ご相談に来られる方は、親御さんの土地を借りて家を建てる方も多く、
または、親御さんが住んでいる場所に建て替えをして、二世帯で住む、といった方も多いです。
二世帯で住むというのは、賑やかで楽しい反面、それぞれのプライベートが守れないとストレスに感じることもあります。
同居生活
実は、私事ですが、昨年の夏~冬まで、娘たち家族と同居生活をしていました。
私自身は、賑やかなのは楽しいし、料理もたくさん食べてくれる人がいると、何を食べさせてあげようかなと毎日献立を考えるのが楽しかったりしました。また孫たちと一緒に過ごす時間は毎日癒しでした。
ただ、核家族となると、それぞれご飯を食べる時間、お風呂に入る時間、洗面台を使うタイミング(うちの場合は2か所ずつあったので助かりました)、片付けの仕方や片付けをするタイミングなど、生活のサイクルが違っているので、同居生活では、それぞれが合わせていかないとならないというのは、多少ストレスも出てくるのかなと思います。
二世帯住宅3つのパターン
二世帯住宅は、
①完全共有の二世帯住宅
②一部共有の二世帯住宅
③完全分離型二世帯住宅
と3パターンに分けられます
それぞれのメリット、デメリット
①玄関やLDK・浴室・洗面脱衣室など全部共有
・建築工事費は抑えられたり、親の介護や育児の手助けなどしやすい
・水道代やガス代、電気代などの光熱費も基本料金が1つなので、安い
・生活リズムが違うので、騒音など気を使うことがあります
・お風呂、洗面も1つだと使用時間も限られてしまいます
②玄関は共有で、LDKや水廻りは別
・玄関先で、お互いの様子を確認出来たり、その他のスペースではプライバシーを確保して、お互いのストレスが少ない
・ほどよい距離感を作ることができます
・完全分離よりは建築工事費はかからない
③玄関からすべて別
・プライバシーが守られ、それぞれの生活リズムにあわせて、ストレスなく行動ができます
・建築工事費がかかり、コミュニケーションがとりづらくなります
・光熱費も基本料金は別になるので、かかります
快適に暮らせる間取り
一番おすすめは、一部共有(玄関共有)の二世帯住宅です
弊社でも、一番数多くご提案させて頂くパターンです
たとえば、こちらの間取りは、玄関を入ると右側が子世帯、左側が親世帯です
子世帯は2階建てになっているので、生活音が気にならないですよね
寝る時間、起きる時間がどうしても違ってくるので、こういう配慮は必要です
食事も好みが違ったり、作る時間、食べる時間も違うので、キッチンも別だと有難いです
でも何か作ったら、お互いにおかずの差し入れもすぐ出来る
リビングも階段と収納を挟んであるので、テレビの音、話声も気にならない
親世帯の寝室は左奥、年齢とともに眠りに入るのが難しかったり、何度も起きてしまうので、この配置だと、落ち着いて寝られますよね
お風呂も入る時間や人数も考えると別々がいいし、洗面台は夫婦でも重なるので、別々がいいですね
このように二世帯でもお互いのプライベートが保たれるのであれば、楽しい快適な二世帯の暮らし方が出来るのではないかと思います
敷地の広さや予算もあると思います
ご要望をお聞きして、形にしていきますので、まずはご相談くださいね~(^^♪