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Date:2022.01.10
その土地の家屋はその土地で生まれ育った木を使用する
目次
家を建てるならその土地で生まれ育った木材で
こんにちは
薄井工務店の丸山です。
今年も宜しくお願い致します。
古くから『家を建てるならその土地で生まれ育った木材で』こんな言葉をお聞きになったことありませんか?
今でこそSDGsや地産地消といった内容で地元産を使いましょ!みたいなCMのなど数多く目にするかと思いますが、『家を建てるならその土地で生まれ育った木材で』このことは私が建築を始めた当初から大工さんや材木屋さんに聞かされていた言葉でした。
なぜ?『家を建てるならその土地で生まれ育った木材』
なぜ?そのような言葉を聞くことが多いのか?
木材の地産地消今日ではよく耳にする代表的な理由としては、
地域で生産された木材を地域で使うことは、環境負荷が少ないこと、地域の森林・林業を活性化させることにより、二酸化炭素(CO2)の吸収・固定、水源かん養、土砂流出防止、国土保全など森林の持つ多くの機能の増進につながります。そして林業振興の観点だけでなく、地球温暖化防止をはじめとする環境の観点からも非常に重要な取組みです。
でもそれ以上に伝えたいこ
気候が年中温暖・乾燥した海外で育った木を、日本の木造住宅の材料として使用したらどうなるでしょうか。年間を通して寒暖差・湿度差が激しいのが日本の気候の特徴です。その変化に海外の材は耐えられでしょうか?、数年のうちに割れたり大きく反ったりする可能性が高いことは高いのではないか?
住宅の構造材を目的とした木にとって好ましいこと。それは、育った環境に近い土地で使い続けることです。そこから造られた住まいは、快適で長持ちする住環境となるのではないでしょうか。
私たち人間でさえも慣れない土地や環境では体調などを崩しがちです。
外国など、温度も湿度も土さえもまったく違うところで育った木とその土地に生まれ育った木でははたしてどちらがその土地の環境に合っているのでしょうか。
木も植物で生きているのです。
だからこそ、その土地で生まれ育った木材で住まいがつくれたら。
快適な住宅ができるの間違いなしです。
できない?『家を建てるならその土地で生まれ育った木材』
できない?
その土地で生まれ育った木材で住宅を建てるのは難しいのでしょうか?
はい。我々工務店だけだ頑張ってもそれはなかなか難しいことですね。
なんでも良いから地元の木材を使って作ればよいというわけにはいきません。
安心の材料で安定した価格そしてきちんと管理された製品のもとで初めて安心な家づくりのスタートです。それには、生産者・製品市場・製材工場・流通業者の皆様の協力のもと初めてできることなのではないでしょうか。
出来ます!『家を建てるならその土地で生まれ育った木材』
『出来ます。造れます。』
自信をもって伝えることのできる環境が整いました。
構造材(柱・梁・桁材)だけでなく、それらをもとに屋根や床を作る合板まですべてを栃木県産材にて家づくりをすることができるようになりました。
現在栃木県産材に進めているプランがこちらになります。
県内初総合展示場に建設中です。
場所:西川田総合住宅展示場 フェアリィ・スクエア
平屋の暮らし
薄井工務店 西川田住宅展示場2022春OPEN
こちらの情報はHPから随時紹介させて頂きます。
https://u-41.co.jp/fs_modelhouse/
日本の中でも栃木県の県産材は素晴らしい材料です。
次回はその素晴らしい材料をより詳しくお伝えさせてください。