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Date:2020.11.01
お陰様で会社設立45期目を迎えました。
こんにちは。 宇都宮で新築・リフォーム・ガーデンを設計デザイン・施工をしている薄井工務店、代表の薄井でございます。
久し振りのブログ投稿になってしまいました・・・反省です!
今朝一番の仕事はブログ投稿と決めていました。
実は本日から会社設立で45期目を迎える事が出来ました。 創業してからでは74年目ですが、有限会社としての法人設立からは、まる44年が経過し11月1日より新しい45期目となりました。
企業にとって新学期や元日のようなものです。
学校であれば単位が足らなければ、留年となり、進学卒業が出来ませんが、企業には卒業も留年もありません。 一度起業するとその先にあるのは永続的な経営か、廃業か倒産。またはM&Aなどの売却です。
私が3代目として引継いだのが29期目の時であり、個人事業の29年間、法人設立から45年目。 本当に長い間、地域の皆様に支えられご支持を戴きながら、そして多くの従業員、協力業者さん、関係者の方々によるご協力、ご指導ご鞭撻を戴きながら、45期目を迎えられた事は、感謝の一言に尽きます。
気持ち新たに、地域と人、環境に優しい住まい造りに全力で取組んでゆく所存であります!
本当にありがとうございます!
(昭和時代の上棟式)
薄井工務店最初の新築住宅:昭和21年築(現存)
薄井工務店の起源は昭和21年に私の祖父が旧日光町 清滝で一人親方として薄井建築を始めました。
その後、薄井工務店に商号変更し、昭和45年に宇都宮西川田町に拠点を移し、そして現在の宇都宮市下砥上に移動した昭和51年11月に有限会社として法人設立を致しました。
私はまだ何も分からねぬ学生でしたが、当時は西側からの細い砂利道でうちの会社で行き止まりでした。
そこに、古材を使った小さな住宅と倉庫、職人さん方の休憩所があり、父と数人の職人さんで商いをしていました。
祖父の代は大工業として家を造り、父の代では土木や公共工事もやり、私が就職してからは設計事務所を設置し、様々な工法や店舗なども取組してまいりましたが、昔から一貫して変わらない業務が木造住宅の施工。
日本における住宅の歴史も、軽量鉄骨やプレハブ工法、ツバイフォーなど様々な工法が開発されましたが、未だに一番多いのが木造軸組み工法です。
最近は木造と言っても接着剤で接合した集成材を使っている企業も沢山ありますが、薄井工務店では今でも天然無垢の木材を使用しています。
(トリプルサッシに天然の無垢床材と天井)
(地元県産材の柱と梁)(ソファー後ろは杉の壁と大谷石)
大谷石の下にはバイオエタノールストーブがあります。
住まいの形も、この数十年で大きく変わりました。
■ 耐震性
■ 断熱性
■ 快適性
■ 機能性
どれを取っても数倍の性能が向上し、人の暮らしは格段に快適となりました。
ただし、経済や人を優先するあまり、資源は無差別に使い果たし、森林や海洋、大気を汚染し動植物の生形態は乱れ、環境破壊による自然災害は年々深刻になっています。
私たちも『つくる責任』を真剣に考えなくてはなりません。
2015年に193の国連加盟国で採択された、持続可能な開発のための2030アジェンダ SDGs
いま、薄井工務店も真剣に取組始めています。
森の豊かさを守り、住み続てられるまちづくりを目指し、企業としてのつくる責任。
倫理的に道徳的にエシカル企業となれるよう努力してまいります。