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Date:2019.10.12
無垢材再生
薄井工務店 専務の薄井吉昭です。
薄井工務店では建築資材、造作材などで多くの無垢材を使用しております。
使用する個所により無垢材や集成材のメリット、デメリットがありますが今回は玄関框(玄関で靴を脱ぎ床に上がった所)の無垢材再生を投稿しました。
玄関框の無垢材再生
一般的には集成材の框が多く使用されているかと思います。
集成框の芯材は合板を張り合わせて表面を化粧材で仕上げてあり規格商品で価格も無垢材と比べると安価になります。
リフォーム等で既存の床材の上に新規フローリングを張る場合等はリフォーム框を使用します。
集成材の框と比べても表面の仕上がりは同じになります。
既存の框に被せるので表面材だけになっております。
薄井工務店で多く使用しているのは無垢材の框になります。
樹種によって色合いや木目の違いがあり自然の曲線をいかして取り付けているので1件1件オリジナルな仕上がりになります。
無垢材を使用する為に数の中にはキクイムシは出て表面を削られてしまうこともあります。
集成材でしたらこの様なことはありませんが、無垢材ならではのデメリットになります。
集成材で表面にこの様な大きな穴や傷が付いた場合は、クレヨンの様な補修材で補修するようになりますが無垢材の場合は表面全体をカンナで削ります。
写真で白くなっている所がカンナで削った所になります。
自然的な曲線を出すためにカンナも真っ直ぐではなく曲がっている特殊なカンナで削っていきます。
最後に削った所を塗装すれば元通り綺麗に仕上がりです。
この様に無垢材は年数がたっても表面を削り塗装することにより再生可能になります。
集成材は加工品なので反りや変形が少なく安価に仕上げる事が可能ですが年数が経過する程、無垢材の方が自然な色合いや再生が可能になります。
薄井工務店では床材、造作家具等多くの無垢材を使用して皆様に喜んで頂いております。
無垢材好きな方は是非、薄井工務店にお問い合わせください。