栃木県宇都宮市 小上がりや中2階の畳スペースで段差のある家
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は小上がりや中2階に畳スペースを配し、吹き上げ天井や段差を設けて広々とした空間を演出したお宅をご紹介します。
吹上天井
屋根裏としてデッドスペースになっているスペースを「部屋の空間」として
使用することにより、高さが強調され、視覚的に開放感のある部屋になります。
屋根裏部屋は、かなりの広さ、天井も高く収納力ばっちり。
吹き上げ天井になっていない部分はどうなっているかというと、なんと屋根裏部屋として活用しているんです。
屋根裏部屋というと「天井が低くて薄暗く、使いにくい」というイメージを持ってしまうかもしれません。
このお宅の屋根裏部屋はそんな先入観をくつがえす、驚きの広々空間になっています。
しっかりと支える柱が心強く、収納力もたっぷりです。平屋だと収納スペースに困るというお宅は少なくありませんが、この屋根裏収納ならそんな悩みもなくなりますね。
家にいながら、気軽に眺めてホッとできる坪庭。
窓の外を眺めると、可愛らしい坪庭がしつらえられています。小さいながらも石と緑が配された坪庭にも、もちろん四季がやってきます。
季節のうつろいとともに植物たちの彩りも変わり、家族の目を楽しませてくれます。工夫次第で様々な花を植え、四季折々で楽しむこともできますよ。
本格的なガーデニングや庭の草むしりなどはちょっと面倒という方や、家の中には植物を置きたくないけれど眺めることは大好き!という方にもおすすめの「庭」のかたちです。
坪庭に面した造作デスクカウンター
そんな家族の癒しスペース・坪庭に面した窓には、造作のデスクカウンターが設置されています。
棚も造りつけられているので、お気に入りの書物や資料などを置いてもよし、趣味の小物をディスプレイしても素敵ですね。
ここでは坪庭の四季を眺めながら書見や仕事をしたり、ちょっとしたコーヒーブレイクを楽しんだりと小さな「書斎」気分を楽しめそうです。
吹上天井で、平屋でも大空間のあるリビング。
リビングは吹き上げ天井を採用しています。吹き上げ天井とは、屋根の勾配をそのまま利用した、かたむきのある天井のことです。
平屋という特長を活かし、屋根の高さをそのままリビングで体感できるように設計されています。
だから大空間リビングに、さらに奥行きと広がりを持たせてのびのびできるスペースになっているのです。