Date:2022.04.14
**縁側とウッドデッキの違い**
お元気様です!
薄井工務店 薄井寿也です!
現在は、
4月23日に西川田展示場「フェアリースクエア」に平屋のモデルハウスを出展するので
大忙しです?
GWなどお時間がある方はぜひ遊びに来てください!
さて、
今回は『縁側とウッドデッキの違い』をテーマにまとめたいと思います。
1、縁側とデッキは何が違うの?
『縁側』
「くれ縁」「広縁(ひろえん)」ともいわれます。
旅館などで窓際に椅子とテーブルが置いてあるスペースがあるかと思いますがそのスペースが縁側です。
または、
サザエさんなどで出てくる廊下のようなスペースになります。
奥行が4尺(1365㎜)あると縁側と言われるようです。
縁側は、
家の一部と解釈して頂けると分かりやすいです。
一般的に縁側と言われるところになります。
聞いたことがある「濡縁(ぬれえん)」もご説明します。
縁側と外の間に雨戸がありますが、雨戸の外にあるのが濡縁です。
雨戸より室内側が縁側。外側が濡縁。と思っていただけると分かりやすいです。
濡縁は、
外部に取付しており独立している物をいう解釈が良いかもしれません。
『ウッドデッキ』
外に施工するもので家の一部ではなく、
独立している物になるので設置位置はどこでも可能です。
また、
広い範囲が多いので濡縁と少し違うのはそこになるかもしれません。
2、用途はなんだろう?
『縁側』
縁側自体が伝統的な日本の住宅の仕様になるので、
日本の環境や材料・風習に合わせて必要な場所として造られました。
お庭で季節の移り変わりを楽しんだり、
近所づき合いなども多かったので、みんなで集まってお話をするコミュニケーションの場でもありました。
また、
縁側は屋根が付いているのですが、
畳の部屋と外部の間に縁側があるおかげで日差しが入らず夏でも涼しい環境で過ごせます。
『ウッドデッキ』
室内から外へ広く繋がるくつろぎの空間として、土地の広い海外では親まれたようです。
食事や子供の遊び場などの活用がされています。
日本の濡縁と近い形にはなりますね。
日本には1980年代のバブル時にホテルなどで設置され人気が出たようです。
今では住宅でウッドデッキは普及していますね。
3、まとめ
風習も国も違えど、
濡縁とウッドデッキの様に似ている用途で出来たようですね。
今ではウッドデッキが多いですが、
ウッドデッキの材料で濡縁の様な取付もするので近い存在ではあると思います。
今では樹脂やアルミなどでデッキを造れます。
薄井工務店はウリンという木材でウッドデッキを造っております。
腐食・腐朽がならない材料でして、半永久的に長続きします。
とても便利なのですが少し高いです。
これから付けたい方はおすすめですのでぜひ興味がある方は設置してみてください。
それではありがとうございました。
薄井工務店HP→栃木県宇都宮で注文住宅を設計提案|木の家づくり注文住宅 薄井工務店 (u-41.co.jp)