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Date:2021.11.23

★薄井工務店の構造について★

皆さんこんにちは

薄井工務店 工事部の菊地です。

今回は薄井工務店のこだわりの一つ【構造について】

を書いていきたいと思います。

 

 

薄井工務店の建物の構造は、木の良さを生かした在来軸組工法と言う工法で、

建物を支える柱や梁等の木の構造体で造られています。

 

ただ、薄井工務店のこだわりとして、より一層進化した工法を取り入れています

それが【金物工法 テックワン】です。

 

木造住宅は、建物の構造強度を上げるために木材同士を接合する金具を用いて施工されていました。

しかし、現場では複雑な作業が必要で、職人によっては施工精度にばらつきが生じてしまう場合がありました。

そこで、簡易な作業でも強度を保ったまま接合できる金具を用いる施工方法をとる事に。

そうする事によって施工精度のばらつきを無くし、より強度を高める事が可能になりました。

皆様の暮らしと生命・財産を守る住宅は、やはりしっかりとした造りの方が良いですよね。

それを可能にしたのが【金物工法 テックワン】です。

 

従来の木造住宅は柱や梁を接合する場合、昔ながらのホゾ・継ぎ手・仕口等の接合方法をもとに

それらの接合部分の引き抜け防止対策として補強金物が使われてきました。

薄井工務店ではそれを進化させた工法を取り入れています。

接合部分はホゾや継ぎ手等の代わりに『柱仕口金物』や『梁受金物』を使用して

高い施工精度と高い構造強度を実現しています。

その金物が仕口と引き抜け防止を兼ねています。

 

柱仕口金物

 

梁受金物

上記の金物があらかじめ付けられています。

 

そこに柱や梁を接合していきます。

 

その接合部には『ドリフトピン』を打ち込んで止めていきます。

これを打ち込むこといよって仕口部分に高い接合力が発生します。

これをほぼすべての仕口・継ぎ手に施工していきます。

そうする事で高い強度を持った骨組みが完成します。

この接合方法はとてもしっかりしていて、骨組みの状態でも

建物の揺れは本当に少ないです。

やはり建物の骨組みはしっかりしていた方が良いですよね。

この様に見えなくなってしまうところにこだわりを持つ、

薄井工務店の真骨頂の一つです。

次回は構造について パートⅡ を綴っていきたいと思います

有難うございました!

 

 

 

 

 

 

 

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