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Date:2020.01.12

実は重要な!!光・照明のあれこれ!①

みなさんこんにちは!!

オールマイティ従業員のMakiです(^^)/

遅くなりましたが…

みなさま 明けましておめでとうございます🎍

 

2020年のブログは、内装関係の豆知識??をテーマにお送りしたいと思います(^^)

私が講話や仕事上で得た情報やできる限りの流行まで!

みなさんの生活や新築・リフォームをする際に少しでもお役に立てるブログを載せられればなと思います!

本年もよろしくお願いいたします m(_ _)m

 

まず第一段は、光・照明のあれこれ!をテーマにお送りしたいと思います💡✨

今回はまずベースから…

① 光の色温度について

生活をする上で、光を使わずに生活している!という方は、いないと思いますが どうでしょうか。

日中は太陽の光🌞を取り入れたり、室内では照明器具やキャンドルを使ったり🕯

アウトドアではランタンや焚火🔥を使って、今も昔も人は光を得て生活しているかと思います

 

みなさんは、色温度(K:ケルビン)という単語を聞いたことはありますか?

学校や事務所、ショッピングセンターでは、白色の照明器具が多く使われ
レストランやホテルではオレンジ色の照明器具が多く使われていることに気付いたことがあるでしょうか??

 

光には、光源( 光を出すもと:太陽や電球など。) の光色( 光源の見かけの色) を数値で表した
K(ケルビン)という単位が使われ、光の色味に温度の様に数字をつけてどんな色かを表しています。

K (ケルビン)の数値が低い(少ない)赤みがかった色の光になり
K (ケルビン)の数値が高い(多い)方青みがかった色の光になります。

住宅や店舗などの室内空間では、空間別の活用方法によって色温度を使い分け
またイメージにあった雰囲気をつくることができます🎵

 

② 空間別に使い分ける色温度 ~活用場所と雰囲気の違い~

【 色別活用場所 】

まず、私たちが普段お客様におすすめしている照明器具を色名と色温度単位のKで表してみます。

電球色:約2700K

 ➡リビングや寝室など 落ちつきたい空間で使われる色温度

温白色:約3500K

 ➡自然なあかりの色温度で、LDKでリビングと隣接してるキッチンによく使います

白 色:約4200K

 ➡オフィスでよく使われる色温度

昼白色:約5000K

 ➡キッチンやWICなど、活動的な場や太陽光にあてた時のような色味をみたい場所によく使われる色温度

昼光色:約6500K

 ➡書斎や勉強部屋に向いている 文字が読みやすい色温度

 

【 雰囲気の違い 】

また照明の色温度によって 同じ壁紙を使い、同じ家具を配置した部屋でも
雰囲気が違ってみえるのが下記の写真でわかりますでしょうか ⇩

上記の写真を見ると、インテリアや間取りが同じものでも 色温度(K) の数値が…

低い方赤みがかった色で暖かい空間に見え
高い青みがかった色で少し寒くシャープな空間に見えます。

 

③ 場所によってはRa値の高い照明器具を!

【 Ra値とは 】

みなさんは Ra値という単語を聞いたことはありますか?

私は内装関係の仕事をし始めてから聞いたワードで最初はなんのこっちゃ??でした。

 

Ra値というのは 色の再現性を表す単語で、Ra100=自然光が当たったときと同様の色とされています。

Ra値が80以上の照明器具は、演色性(色の再現性)が高いと言われていて
美術館ではRa95の照明器具を使うそうです🖼✨

 

前文でお伝えした色温度の見え方の違いやRa値を踏まえ
是非みなさんに注意していただきことがあります!

 

【 この部屋だけはRa値にこだわって! 】

基本的に お洋服選びやお化粧をする際は、日中の自然光があたる場所や
色温度5000Kで、できたらRa85 以上の照明器具を使っているお部屋や場所で
物を選んだり、お化粧を行ったほうがよいということです👔💄

 

下記の写真は 同じクローゼット内を電球色の照明器具と昼白色の照明器具で撮影したお部屋です。

クローゼットに掛けられているコートやスカート等の色が左右の写真で違って見えるかと思います。

お洋服を買いに出かける際にも、雰囲気づくりで店舗の照明が暗めに設計されている
ところもあるので、服の色味によっては、服を買って帰り
次の朝 買った服を着て外へ出たら…えっΣ(・ω・ノ)ノ!?ってこともあります💧

 

下記のように お洋服の色自体でも 吸収する光の色によって色の見え方が異なります。

個人的には日中 明るいカフェなどにランチへ行くなら、寒色系のお洋服を着て夜、
デートや記念日ディナーでおしゃれなレストランへ行く際は、暖色系のお洋服を着て
おでかけすると
お洋服の色もキレイに出てよいのかな?と感じました(^^)

 

お化粧の場合、自然光の少ないお部屋やRa値の低い部屋でお化粧をしてから外に出ると、
ビックリするくらい派手な化粧になっていることもあります👻💦

お化粧をする方は気を付けてください★

 

ちなみに、照明の色では 昼白色よりも電球色の方が、肌は美肌に見えるそうなので
やはり照明器具を選ぶ際のポイントは Ra値が80以上で高いこと✨かなと感じます。

もし新築やリフォームで 洗面化粧台を選ぶ際は Ra値の高い照明器具のついたものを選ぶか
普段お化粧をする場所にRa値の高い照明器具を設置することをオススメします(^^)

 

また、個人的にはお食事をするダイニングテーブルを照らす照明器具も電球色か温白色でRa値の高い照明器具を選ぶことをオススメします💡

 

④ 最後に…太陽は何色で書きますか?

お家の中や商業施設、旅行先で『落ち着く光だなぁ』『眩しいな』

『この部屋暗いなぁ』とか明るさに関して何かしら感じることがあるかと思います。

 

明るさ色味の感じ方その人が持つ瞳の色によって、それぞれ違っていると言われます。

よくある話だと太陽の絵。

日本人は赤色で太陽を描き、欧米人はオレンジ黄色で太陽に色を付けます。

 

また、日本人がアメリカやヨーロッパへ旅行に行くと、ホテルの照明が暗く感じることが多く
私は アメリカ在住経験がありますが、やはりホームステイ先の照明が暗く感じていました。

 

白人種の方のように瞳の色素が薄い、グリーングレーブルーアイズを持つ方からすると
日本人が薄暗く感じる明るさが丁度よく、本もすんなり読めるみたいで📖✨
逆に日本の住宅の様に明るい照明の中で過ごすのは眩しすぎるそうです💦

 

海外のおしゃれなベッドルームやリビングの写真をみて…

『間接照明やおしゃれな照明がある 落ち着いたインテリア空間憧れる✨』

と思って、同じように照明や家具を置いても 黒やコゲチャ色の瞳をお持ちだと
生活する上ではこの空間だと暗い、物がはっきり見えにくい…と感じることもあるかもしれません💧

 

海外の方がよくサングラスをかけているのも、『瞳の色素が薄い分 紫外線にも弱いから
目を守るために子供のころからお医者さんにサングラスの着用を勧められてるんだ!』

と白人系の友人に聞いたことがありました🕶

もちろんオーストラリアのようにオゾン層の破壊が進んでいる地域は
紫外線の数値が高いため、瞳の色素を関係なく 目を守るために
サングラスをかけている場合もあります🌞💦

 

と、ちょっと長めでしたが💦

雑学的なものも踏まえて、今回は光・照明のベースの部分を投稿させていただきました!

次回は、今回の内容を踏まえて 照明器具の形状や部屋別のオススメ照明をご紹介できればなと思います✨

最後までご覧いただきありがとうございます(^^♪

 

Have a great day!

Maki

 

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