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Date:2019.09.22

薄井工務店の施工基準と検査は厳しすぎる?

こんにちは! 宇都宮で新築リフォーム・ガーデンを手掛けている薄井工務店代表の薄井です。

ようやく暑い暑い夏も終わり、朝晩は過ごしやすくなってきましたね。
しかし今年は雨が多かったですね~。
梅雨は長~く、ゲリラ豪雨や台風も多く、暑さだけではなく雨にも悩まされました。
現場の工程にも影響が出てしまいますね。
さてさて、先日は台風16号で千葉県内では甚大な被害が出てしまいました。
もちろん住宅にも大きな影響があり、これから自然災害がどのようになっていくか怖いですね。

10年後20年後の自然環境はどんどん変わっていくでしょうから、住まいも先を予測して今から対策を考えないといけませんね。

施工基準の見直しを強化

そんな思いもあり、私たち薄井工務店では半年以上かけて標準施工基準の手引きを見直しをしていました。

今回は特に基礎構造と、外部の防水関係の見直しを強化しました。

今までの仕様でも特に大きな問題はありませんが、まさに10年後20年後を見越しての仕様です。

どんなに素敵に仕上げても、
どんなにいい素材を使っても、
施工がダメでは元も子もありません。

もともと薄井工務店の検査は厳しくて、去っていく業者もいるほどですが、
これが更に厳しくなるのですから、パートナー業者さんは大変ですね(笑)

まあでも、品質の良い家をしっかりと作るためには必要な事です。

そこらへんはうちのパートナー業者は十分わかっていますので心配はしていませんが。
それでも中には『厳しい~!』と悲鳴を上げそうな職人もいますね(笑)
 
さて、今回基礎では配管スリーブの補強筋の仕様を変えました。
より綺麗に精度を高められるようになりました。


 
雨で心配なのは、屋根と壁の取り合い部。 より明確に表示し指示をするようになります。


 
更にバルコニーの上部の防水処理。 壁との取合いも強化しました。


 
壁に穴をあける配管周りの防水も重要です!
細かいところですが、テープの種類や貼り方の順番も指示します。


 
これほんの一部です。
このような細かい指定が30ページ以上に詳細に記されています。
ここでも標準施工手引きは完成してからでは確認できないところのみの施工手引きでのボリュームです。
これらの施工手引きを基準とし、10回にまたがる検査を述べ10時間以上かけての検査をします。
 

これって厳しいですか??

当たり前のことですよね。
みなさん家の性能は施工方法によって大きく変わります。

素材がいいから安心。 厚みがあるから安心。 太いから安心。
何てことはありません!

 
良い素材対して明確な施工基準があり、それを必ずチェックすることで初めて品質性能が発揮されます。
薄井工務店は74年の施工歴史を踏まえ更に進化していきます。
楽しみにして下さい。

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