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Date:2011.03.13

今後の予測!

復旧二日目、今日は人数を増やし12人態勢で処理をしてきました。
とりあえず破損の酷い屋根などの外部は応急処理することができホッとしています。
被害状況を3段階に分け今後対応してきますが、その他に問題も多数予測されます。

問題① 燃料不足
スタンドも休業してたり給油量制限されたり、開業のスタンドも長蛇の列、2時間待ちとかの状態です。
今後も物資輸送が最優先となりますので燃料不足が予測されます。
そこで問題なのが資材の配送、職人業者の移動が困難になる可能性有。
現場の進行が遅れる場合があります。

問題② 資材不足
今後、被災地の仮設住宅などの建設や工場生産の減少に伴い資材の不足が予想されます。
多くの建築資材は東北に工場を持っているメーカーも多く、被災に合わなくても電力不足や栃木などの近県にも消費電力の縮小は間違いありません。

問題③ 人材不足
近県として緊急援助や地元の被災復旧のため、私たちが今回行ったような日常業務外の緊急作業が多くなる可能性があります。

これらの予測により、今後建築中建物の進行の遅れや、計画中の先延ばしとなる可能性もあります。
今日も夜8時から全社員で緊急会議を行い今後の状況について話し合いました。
今回の緊急処理及び問い合わせだけでも50件を超え、今後更に増えることが予測されます。
資材、燃料不足の中、通常業務を行いながら全てを処理するには相当のエネルギーが必要になりそうです。
更に明日から栃木県も1日約3時間、宇都宮グループは12時20~16時の輪番停電を行うことが決定されたようです。
近県としては当然のことです、作業効率は低下しますがここは我慢!
資材としては、まず石膏ボードが不足し、べニアの価格が高騰するでしょう、その後設備機器やドアサッシなどの建材類が不足すると思います。
現在新築中の建物も10棟以上になりますのでこれらが不足すると大変な影響を受けてしまいます。
急遽、資材確保のための発注作業を全社員に指示したところです。
明日も早朝から工程会議を行います。
今後に向け万全の態勢を整える計画です。

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