畳リビングと薪ストーブのある温かい家
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は畳リビングと薪ストーブを備えた、温かみのあるシンプル和モダンなお宅をご紹介します。
ダイニング側から眺めるリビング
同じリビングスペースを、今度はダイニングの奥から眺めてみました。
腰壁が高めに設置されているので、ダイニングでくつろぐ家族やお客様からは、作業中のキッチンにありがちなゴチャゴチャ感を見られることがありません。
またコンロの前に当たる部分には、本棚を内部に備えたカウンター部分を広めにとり、油ハネなどがダイニングスペースまで汚さないように工夫されています。
ダイニングには楽に座ることができる掘りごたつ式のテーブルのほか、本棚や扉付き収納などが、造作で設置されています。
薪ストーブ
キッチン脇からのぞいた時には狭く見えた薪ストーブですが、実は畳とフラットにつながっているフローリングから、一段下りた土間部分に設置されています。
土間はかなり広々といており、死角になっている部分で玄関ともつながっています。
薪ストーブのある土間には、大きな掃き出し窓があり、こちらからも家族やお客様が家の中外を行き来できるようになっています。
吹き抜け
ほっこりと落ち着く和モダン空間で、掘りごたつに腰を落ち着けると、見上げればそこは広々とした吹き抜けになっています。
二階の天井部分に照明が設置されているので、光が降り注ぐように部屋を明るく照らします。
吹き抜けには2階からも顔が出せるようになっており、2階にいる家族も、和モダンリビングの団らんが眺められるように工夫されています。
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キッチン
キッチンは、水や油がはねてもお掃除しやすいフローリングの床を採用しています。
冷蔵庫をはじめ、収納スペースや作業スペースも充分に備えているので、お料理好きなファミリーにも満足度の高い造りです。
キッチン横の壁には大容量収納スペース、キッチン奥は通り抜けが可能なので、料理はもちろん、お掃除など家事動線もバッチリです。 -
キッチン前棚
キッチンの前に備えられている、腰壁と棚に焦点を当てました。
コンロ前の腰壁は、他の部分より1段高くなっており、広さも少し多めに取られています。
こうした厚みなどを放置しないことが、薄井工務店の腕の見せ所です。
マガジンラックなどの収納を造作で取り付け、電源も取れるようになっています。
こまごまとした生活用品がどうしても多くなってしまうリビングダイニングも、細やかな収納から大きな収納がそろっているので、キレイに片付きます。
キッチン脇から眺めるリビング
白い壁と柔らかな色合いの木づかいで統一されたリビングを、おしゃれなペニンシュラキッチン側から眺めました。
床には琉球畳風の、へりのない正方形の畳が敷き詰められており、一昔前の“和室”とは一線を画した「和モダン」スペースになっています。
シンプルでモダンな、洗練されたリビングです。