栃木県宇都宮市 家族みんなの動線を考えた暮らし快適の木の家
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は家族が無駄なく動ける動線を考えた設計と、ところどころに散りばめられた和のテイストが光る快適なお宅をご紹介します。
L字型で流れるような動線のリビングダイニング
和風のリビングとダイニングは、窓をたっぷり切り取ったL字型の構造を採用しました。キッチンから流れるような動線が確保されているので、家事のしやすさは抜群です。
料理を出す時、食器を片付ける時など、無駄な動きをしっかり省いて家族団らんの時間を少しでも多くとることができる、そんな動線を考えた設計です。
-
畳に布団を敷いて寝たい?そんな願いを叶えた小上がり畳スペースのある寝室
将来的なことを考えたらベッドの方が楽だけれど、畳に布団を敷いて寝る方がずっと睡眠の質が良くなる――。
そんな方のために考えられたのが、小上がりの畳スペースを造作した寝室です。
一般的にはフローリングの床にベッドを置く場所に小上がりを設置し、琉球畳を敷き詰めました。
朱色の壁と落ち着いた色の木の格子、壁をソフトな色合いに染める照明が、やはり高級温泉旅館のお部屋のようなリラクゼーションを与えてくれるデザインです。 -
2階へ、キッチンへ、リビングへ3方動線で暮らし快適
玄関を開けると、そこにはキッチンへとつながる扉、デッドスペースを作らないスケルトン階段、リビングへとつながるドアがそろっています。
買い物から帰った奥様はすぐにキッチンへ向かってパントリーや冷蔵庫に収納を、くつろぎたい家族はリビングへ。
用事があるなら二階へとすぐに移動できる3方向の動線で、家族の「ムダな時間」をカットしてくれます。
食事して、ゴロンと横になれる畳リビング
日本人の生活習慣もずいぶん変化して、食事はダイニングテーブルで、というご家庭が非常に増えています。
それでも、ごろりと横になれる温泉旅館のような畳空間にはやっぱり憧れますよね。
このお宅では、畳リビングという形でその夢をかなえました。食卓の下は掘りごたつになっているので、椅子の生活に慣れている方でもラクラクお食事ができます。
ワンポイントになっているダークな色の壁には、飾り棚もつけられて、和風の照明にもこだわりました。
機能的に使える造作カウンター収納
キッチンは壁・窓側に向いているタイプですが、造作家具のカウンターがペニンシュラキッチンのように設置されています。
階段下のデッドスペースまでしっかり棚が造り付けられているので、無駄な空間がなく使いやすい構造です。
ペニンシュラキッチン風カウンター収納の向こう側には、洋風のダイニングテーブルセットがあり、忙しい朝などは家族にささっと朝食が出せるように工夫されています。