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Date:2019.10.14

**無垢材と集成材?**

皆様、お元気様です!

薄井工務店 薄井寿也です。

 

今回の台風での被害大丈夫でしょうか?

一階浸水してしまったお客様もいました。

自然の力には敵わないですね!(>_<)

まずは安全第一で復旧していただければと思います。

家でのことであれば対応致しますのでご連絡ください!!

 

それでは、

今回のタイトルでもある【無垢材と集成材?】について書かせていただきます。

無垢材と集成材の違い

分かっているようでわかってない方が多いのではないでしょうか?

打合せをしていると時々感じていました。

どちらにも良い点はありますが、弊社は無垢材を扱っていますし、木造住宅一本で今まで来ましたので、違いだけ分かれば木の良さがわかるのではないかと思います。

違いだけを今回お伝えします。

【集成材】とは、

ひき板や小さい角材を平行にそろえ、長さ、、厚さ方向に接着して大きい木材に集成したもの。強度にばらつきがなく、自由な大きさや形をつくれ、割れや狂いが生じにくい。造作用集成材、構造用集成材、大断面構造用集成材などがある。

 

まずは集成材です。

これネットに載ってる文章です。(笑)

よくこのような木材をみたことがあるかと思います。

これが集成材です。

メリット

強度にばらつきがなく、割れや狂いが生じにくいので家具など細かい加工にはすごく適しています。

最近はやりのDIYとかで扱われている木材はこの集成材が多いかと思います。

なので扱いやすいのが最大の魅力ですかね。

 

デメリット

もちろんデメリットもあります。

集成材は接着剤で接着している為、何十年後かに剥離する可能性はあります。

火にも弱いので火災があった場合は無垢材よりは崩れるのが早いです。

接着剤を使用している為、ホルムアルデヒドという有害物質が含まれている為シックハウス症候群になるリスクがあります。(最近は有害物質が出ない接着剤もあるようです。)

 

無垢材】とは、

一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質がある。また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。

 

こちらは無垢材です。

断熱・調湿など自然だからこそある良さがありますね。

 

この文章だけ見ているといいことしか書いていないですが、

デメリットももちろんあります。

 

デメリット

例えば、

【縮む】【膨らむ】という性質がある。

縮んだり、膨らんだりするということは、

隙間が出来たり反ったり・曲がったりします。

たまに言われることがあります。

「なんで曲がっているの?」「なんで隙間が出来るの?」とご指摘を頂きます。

狂いが少ない集成材なら反ったり・縮んだりはしずらいです。

 

色々なご意見を頂きますが、それでも無垢材を押しています。

 

木を人間と考えると面白いです。

「反ったり曲がったり」で考えると、

人間も同じく生きているので動きますし、

「調湿を一定に保とうとする」ことを考えると、

暑ければ服を脱ぐ、寒ければ服を着ることのように体の体温を保とうとすると思います。

集成材を人間に置き換えるとロープで体を縛り付けられているようなのがイメージしやすいですかね。

動けない・寒くても服着れない。。。

 

自然物を人工物で固定しているのでイメージには近いですよね。

ただ元々ある力を発揮できない!!( ;∀;)

縛っているので余計な動きしなくて扱いやすいですしね。(笑)

 

 

これ以上言うのはやめておきます。(笑)

 

ただ、

いい所もあれば悪いところもあるということです。

各会社で押している部分が違いますし、集成材でも使う部分では力を発揮すると思います。

理解をして検討するとよいかと思います。

 

 

それではこの辺でお開きしにします。

ありがとうございました(*’ω’*)

 

 

 

 

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