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Date:2016.06.24
まだ夢のマイホームで消耗してるの?
まだ夢のマイホームで消耗してるの?
栃木県宇都宮市の薄井工務店でお笑い担当!
もとい、設計・積算・アフターメンテナンスを担当している山縣です。
このお題には家を選ぼうとしている方には深い意味が隠れています…
マイホームで消耗するとは何なのか。逆に、消耗しない方法などあるのか?みなさんは何だと予想できますかね。
今から自宅を建てようと思っている方には刺激的な表題ですが、私が最近よく感じることです。世の中には様々な住宅会社があり、それぞれに特色を持って営業されています。
ハウスメーカーならブランド力や安心感を持って最近ではスマートハウスやZEH住宅など、商品バリエーションを豊富に展開しています。ビルダーや工務店は価格帯や技術力、自然素材、つながりなどを重視した展開をしています。
年代別の不安や悩み
20~30代の方
20~30代の方でしたら、結婚して、子供が生まれて幸せと不安と、両方ありますよね。
平均年収の低下や今後の経済情勢への不安。
子供が生まれてこれからの人生への希望と半分健康的に育ってくれるか不安に思ったり。
休みの日は旅行かな。家族ぐるみの庭でバーベキュー!
庭に余裕があればゴルフの練習ができるかもしれませんね。
今後の事はわからないと漠然とした不安があるかもしれません。
40代以降の方
40代以降の方の場合は、お子様が成長して高校入学、大学に進学しようか就職しようか悩んだり。お子様が小さい頃に購入されたマイホームでしたらそろそろ大きなお手入れ工事が必要になってくるでしょう。外部の塗り替えが必要そうだけどいくらかかるのか。他に見ないといけない場所があるのか。子供が学校を卒業したら今後は部屋が空いてしまうな。冬は寒いし、夏は2階が暑いな。購入してからあっという間に月日が過ぎて漠然とした不安が具体的な不安や悩みになるかもしれません。
60代以降の方
60代以降の方は余裕があれば建替え、リフォームをしたい。30年以上も前の家となると無断熱が普通です。床下は冷気が流れ、風呂場に行くまでは厚着をしないと寒い。服を脱いで浴槽に浸かるまでは極寒!これは危険な状況です。寒暖差によるヒートショックで体が急激な血圧変化に耐えられないと脳卒中や心筋梗塞で倒れる事態となりかねません。目が見づらくなったり、足も重くなってくるとちょっとした段差も転倒の危険があります。そんな体の変化からバリアフリーで快適に暮らせるマイホームに憧れるかもしれません。
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その先の事や何か別の選択を迫られるかもしれません。お父さんの転勤が決まって、購入したばかりの家を手放す。お隣さんで火事があって、引っ越しをするかもしれません。お子様が誰も家に残ってくれないかもしれません。
空き家モッタイナイ
そうした年代別の不安や悩み、さまざまなリスクが隠れていることがわかります。
今ある高築年数の家を見るとわかりやすいですが、空き家が多くなっています。なぜ空き家になるのか。
基本性能が低い⇒寒いし、耐震性とか心配。
デザイン性が低い⇒今風なデザインじゃないし、外壁が汚れている。
暮らしにくい⇒収納が少ないし、家事もしにくそう。無駄に廊下がおおかったりする。
生活スタイルの変化⇒職場が変わった。引退後の生活は平屋がいいな。
こういった状況が放置されると人が遠ざかり、最後は空き家になってしまう。
人は月日が経つとさまざまに変化が起きます。
もし、家も同じように変化ができれば生活の中心で居続けられる。建築に携わる人間としては大きな問題だなという思いと建てる方、作る方、設計する方、それぞれに苦労して作ったものが20年~30年で空き家になってしまう現状がモッタイナイ。
モッタイナイを減らしたい!新商品のご紹介
そんな想いから、薄井工務店では2つの新商品をご提案いたしました。
ZEH住宅
ひとつめはZEH住宅。これは大手メーカーさんで宣伝されているので詳しい説明は省きますが、うちの特徴しては断熱性に特化していること。栃木県の強化外皮基準が0.6W/㎡・Kであるのに対して、0.35W/㎡・Kと倍近い性能にしております。
これは発電設備に頼らず、基本性能を重視することで快適性と経済性を両立させることを第一義に考えたからです。
詳しくはこちら↓
規格型デザイン住宅
もうひとつは高性能(高級!?)な規格型デザイン住宅のご提案。
基本性能はもちろん、耐久性の高い素材を見直し、メンテナンス費用を大幅に抑えることでライフサイクルコストが断然安くなります。
薄井工務店の特徴である木を生かした温かみのある空間と不変のバランスを取り入れたデザイン性を両立。外観も内部空間も素敵な場所となります。ライフスタイルは変化する。
これを前提に、内部の壁は間仕切りに。構造壁は外周部の壁のみでもたせることのできるスケルトンインフィル構造にしました。
これにより、間取りの変更も自由になり設備の配置変更も容易となりました。まさに、人の暮らしと共に変化することができる家なのです。
詳しくはこちら↓
まだまだ知られていない木造SI構造ですが、この想いを形にして経済的にも、健康的にも豊かさを一人でも多く実感していただけるようもっとアピールや表現に磨きをかけていこうと思っている山縣なのでした。
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梅雨前線が変な場所に停滞しているらしく、天気予報が当たらない|д゚)
高性能規格型デザインのモデルハウスがまもなく着工します!
家を考えると庭に頭が行きますね。ミモザアカシア!ぜひ植えたいっ(^_-)-☆