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Date:2009.04.07

手書きの図面。

20年前に設計させて頂いた家の外部改装のご相談がありました。
まずは当時の図面を確認しなければ。
『確か、ここにしまってある筈だな』
昔書いたA2のトレッシングペーパーを引っ張り出しました。
おぉ! 懐かしい。

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平面 ・ 立面 ・ 断面 ・ 矩計 ・ 伏図 ・ 設備図 ・ そして展開図・・・・・・・
ぜ~んぶドラフターで手書きです。  細かい!!
自分ながらよく書いたな~と思います。
今は簡単にCADで修正もコピーもできますが、手書きの頃はそうはいきません、訂正一つでも大変でした。
だからその分本設計に入る前は本当確認を慎重に行ないました。
書いちゃってから、やっぱり違うのがいい、何て言われたら泣き入りますからね~。
今思えばお客さんも本設計後の変更は少なかったように思います。
図面を何度も引き直せばその分、設計費が増えてしまいますからね、そうですよね。
設計者も自分の手で図面を引いてましたから、細かい箇所も鮮明に覚えていましたね。
私も手書きの図面は今でも詳細納まりまで覚えています。
早くて修正も楽でいいのですが、どうしてもCADだと記憶に残りづらくなってしまいますね~。

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メールと手紙の違いみたいなもんですかね。
学生時代から使っていたドラフターは今、自宅においてあります。
たまには使ってみようかな。

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