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Date:2020.02.28
北海道の家とは?ー関東の家とは少し違いますー
こんにちは★荒井です。
前回のブログでもお話させていただきましたが、私の出身は北海道!!
今回は、雪国北海道の家の特徴をご紹介したいと思います。
まだ寒い日が続きますが、『北海道=寒い、雪…』
冬は本当にツラく、特に雪かきが。。。
一度離れた私はもう北海道で冬を越すことは考えられない…と思うほど、雪かきは過酷な作業です。
雪問題は、雪かきが体力的に大変というだけではなく、雪の置き場(捨て場)の確保でご近所トラブルにもなりかねません・・・
関東(特に首都圏)は、雪が降るかも…というだけでニュースになってしまいますが、雪は、北国でも関東でも厄介な存在ですね。
①平らな屋根 無落雪屋根(スノーダクト方式)
北海道の昔の家は、三角屋根。雪下ししなくても、ストンと地面に落ちる構造です。
ただこの屋根は、落ちた雪が家の周りにたまり、移動する必要もありますし、落ちるタイミングで下に人がいると大変危険です。
今(結構前からですが)北海道の家の屋根は平です。平といっても上から見ると中央部分に設置されたダクトに向かって緩い勾配がついています。
太陽光などで自然にとけた雪が、ダクトから室内を通って外に排出される構造です。
この屋根は、雪下ろしの必要もありませんし、落雪による危険もありません。
関東だと、お客様の好みにより屋根のデザインが決定しますが、北海道ではデザインよりも実用性を重視します!!
②サッシ(窓)の特徴
昔の北海道は、2重窓!!
北海道では、窓が凍ってしまい、開閉できなくなるので、雨戸はつけられません。
雨戸の代わりに窓を2重にして、家の中の暖かさをキープします。
今の北海道の窓は、基本トリプルガラス!!
関東では、トリプルガラスも選べますが、多くのハウスメーカーや工務店でペアガラスを使用しています。
こちらではペアガラスでも断熱性能が十分とされていますが、北海道の寒さにはかないません><
また、断熱性能が弱い引違窓を避ける家も多いのが特徴です。
※ちなみに、薄井工務店の標準窓はトリプルガラスです♪
予算によってペアガラスも選択できますので、詳しくは営業にご相談くださいね。
③玄関フード
玄関の外がガラスの小部屋で覆われている家が多いです。
イメージとしては、関東では洗濯物を干すためにサンルームテラスをつける家もあると思いますが、北海道では玄関にサンルームテラスのようなものが付き、雪かきやちょっとしたものを保管したり、雪や寒さから守ってくれる役割を果たしています。
簡単に北海道のお家(外観)をご紹介させていただきましたが、やはり北海道の家は雪対策の家になります。
お家の中もこちらの家とは異なる部分も多いので、それはまたの機会にご紹介できればと思っています。
コロナウィルス終息求む…
今、日本中新型コロナウイルスで大変なことになっていますね…北海道は感染者が都道府県で一番多く、私は、喘息持ちの家族もいるのでとても心配しています。
栃木県でも感染者がいますし、皆様も気を付けてください。
私は、花粉症がひどいので、マスク不足が深刻な状況です><
早くマスクや消毒液が気軽に買えるように、コロナウィルスが終息して落ち着いて生活できるようになればいいなと思っています。