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Date:2011.03.26

耐震調査はじまりました。

応急処置は殆ど終わり、いよいよ耐震調査を始めました。
大地震で弛んだ建物はその後の余震で揺れやすい状態になっています。
力を支えている壁や柱などに遊びができてしまい、耐力不足が生じます。
外から目で見ただけではわからない所もたくさんあります。
軟弱地盤では地盤そのものが動いている個所もありますので建物と周りとの状況もよく確認する必要がありますね。

《地盤が弛んだ土手》
この表な場所では雨などで土砂災害が予想されます。
周りで見かけたら注意し、心配な場合は消防などに相談しましょう。


《壁から浮いたボード》
ここまで外れると殆ど構造耐力はなくなっています。
ボードがずれている場合は張り替えをするようにしましょう。


《筋違いを留めてる金物の浮き》
室内や外から見ただけではこのような状況はわかりません。
しっかりと診断し金物の補強をしましょう。

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