Category:
Staff:

Date:2011.03.15

私たちの役割。

昨夜までの家屋破損の仮復旧及び修復依頼69件。
本日の問い合わせ10件。
屋根外壁の破損からちょっとしたクロスの亀裂まで内容は様々。
2日間走り回り、燃料も底をつき始めましたがトラックの燃料は何とか確保。
取り急ぎ屋根の破損やガラスの修復など危険な箇所を優先だが、それでも瓦を下ろしシートをかけるのが精いっぱい。
その後の修復はいつになるか目途が立たない状況です。
破損の状況により3段階にランク分けし、危険度のない住まいの皆様には修復時期が相当先になる旨のご説明をしました。
100%の方が理解戴き了承してもらいました。 ありがとうございます <(_ _)>
また、現在着工中の現場も職人さん自身の住まいが破損している方もあり通常通りの業務ができない現場もあります。
計画中のお客さまも含め、皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが緊急対策を優先させておりますので、何卒ご理解ご協力を戴けますようお願い申し上げます。
今回の被害は築年数の古い住宅、特に2階建ての瓦屋根に多く見られます。
近年の住宅はエリアにもよりますが殆ど破損はみられませんでした。
東西の横揺れが大きかったようで、同じエリアでも建物の形状により破損に違いが出ています。
南北に長方形の住宅は破損があるが、東西に長方形の住宅や正方形の住宅は殆ど破損は見られませんでした。
その他、今回の巨大地震により様々なことが改めて分かりました。
今後の建築に活かしていきます。
先日から一般の方からの問い合わせや、お客様の親類知人宅の補修依頼が相次いでいます。
屋根の応急処置をしていると、近所の方が『うちも!うちも!』と言われるのですが、全てのご依頼にお答えすることができず、大変心苦しく思っております。
まだまだ、問い合わせが増えると思いますが私たち『地域密着の工務店』としてできる限りの役割を果たしていきます。

■追伸
地震保険に加入されてる方は、地震発生から基本10日以内に報告をしなくてはいけないようです。
21日までですが、19日から連休に入ってしまうので18日(金)中までに必ず保険会社に連絡をしてください。

Tags:
, ,
LINEで送る
Pocket