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Date:2009.05.24
超長期住宅先導的モデル事業が始まりました。
超長期住宅先導的モデル事業、採択物件の工事が始まりました。
これは今後始まる、長期優良住宅の普及・促進につなげるための先導的モデル事業になり、全国でも限られた棟数しか建てることができません。
今回の採択物件には次のような選定要件があり、これらを満たしてないと受理されません。
・次世代省エネルギー地域区分のⅢ及びⅣ地区であること。
・構造躯体をパワービルド工法とし、2階建ての専用住宅であること。
・柱、土台は桧集成の4寸であること。
・外張り断熱工法であること。
・2室以上は柱を見せる真壁作りであり梁も表しにすること。
・住宅性能表示制度の耐震等級3、耐風等級2を満たすこと。
・劣化対策等級3以上。
・維持管理対策等級3以上。
・更新対策等級3以上。
・省エネルギー対策等級4以上。
・高齢者等配慮対策等級3以上。
・レイリー波探査により地盤調査。
・建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)の適用
・部材、加工のトレーサビリティー確保。
・動的診断の実施。
・24時間コールセンターの設置。
・現場に24時間ネットワークカメラの設置。
・完成保障の適用。
・見学会の実施。
などなど・・・・・・・・・・・
その他、細かい指定項目を上げると数知れず。
先導的モデル事業ということもあって、相当の内容です。
200万の補助がありますが、約半分は書類関係で飛んでいきます。
実際には300万ほどはかかりそうなので、100万ほどのご負担はあるかと思いますが、内容を見ると仕方ないと感じます。
年内完成が条件なのですが、まだ少し枠が残っているようです。
どこの会社でもできるわけではないので、ご興味のある方はご連絡下さい。
現場見学は随時受け付けておりますので、ご覧になりたい方もご連絡下さい。