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Date:2009.01.29

『優良ストック住宅』ブランドを作りだす!

超長期住宅時代に向けて新しい『優良ストック住宅』ブランドを作りだすため、見識者たちが東京に集まり協議会を開きました。
設立委員会のメンバーは6人。
栃木 ・ 群馬 ・ 神奈川 ・ 東京 ・ ロサンゼルス にそれぞれ拠点を置き活躍する 工務店、設計事務所、不動産業、デザイン事務所、のプロフェッショナルたちでみっちり4時間協議しました。

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25~30年で建替えられてしまう フロー型の住宅からストック型の住宅へ。
日本の木造住宅は20年でその資産価値がなくなってしまう、古い制度が今も残っています。
住宅ローンを35年で組み20年で資産価値が無くなってしまうなんておかしいと思いません?
北米および北欧諸国では住宅を維持管理することで更に資産価値を高め50年100年と住み続けることが当たり前になっています。
1981年以降の日本の住宅は耐震基準も強化され、『職人の国』 日本の技術を持ってすれば、維持管理さえキチットしていれば100年200年と住む続けることはそう難しくないと思います。
おそらく近い将来に200年住宅対応の『優良ストック住宅』は資産価値が変わる制度になるでしょう。
そのためにもっとも重要なのが維持管理することです。
住宅の『家歴書』をつくり、工務店、設計事務所、デザイナーなどのプロフェッショナルなチームを形成し住宅のメンテナンス計画や、保守管理の検査をするホームインスペクション制度などを設けることです。
人間の体も同じですが、どんなに丈夫に生まれてもその後の生活習慣、体調管理が悪ければすぐ病気になり元気に長生きすることはできないでしょう。
住まいも同じです。 いわばホームドッグをしカルテを作り、掛かりつけが適切なアドバイスをすることです。
これに地域の気候風土に精通した地元企業ならではできることです。
まずはシステムを確立し、それぞれの地元で活用する計画です。
年内には設立できるようスタートしました。

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楽しみにしてください。

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