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Date:2008.11.21
暖房方法と結露対策2
いや~今朝は冷えましたね。 氷点下になりましたね。
出社途中、朝陽にに染まった日光連山がきれいでした。
さて、こうも冷え込むと結露も本番ですね。
どうですか皆さん。 今朝寝室の窓がびっしょり何てことないですか?
どうして結露はおきるのでしょう?
まずはそのメカニズムを考えてみましょう。
空気中に含まれた水分は温度が高いと多く保有できて、温度が低いと少ししか保有できないのはご存知ですよね。
ではどうして窓がびっしょりになるのか。
外部が冷えてくると直接接してる窓表面が外気により冷やされます。
外が氷点下にでもなればシングルガラスなどの表面温度は5度くらいになってしまいます。
すると室内の空気が窓付近で冷やされたとき、暖かい空気のとき含んでた水分を抱えきれなくなり吐き出すんですね。
それが結露となって窓を濡らします。
グラスに冷たい水を入れたときグラスの外側が濡れますね。 これ結露です。
20度と5度では水分の保有量は1/3以下になってしまいます。
古い家でよくタンスや食器棚の後ろがカビたりクロスが剥がれたりするのも結露が原因です。
これは角は断熱が不備になりやすいことや、タンスの後ろは空気が対流しずらいので冷やされた状態になるためです。
対策としては壁にピッタリ付けないで少し隙間を空けること。 そして暖かい風を後ろにも回せるようにすると結露は随分防げます。
室内間で温度差をなるべく無くすことですね。
それと室内の湿度管理も重要です。
温湿度計を用意することをお勧めします。
灯油やガスのヒーターは燃料が水蒸気となり発生しますので湿度を上げる原因になります。
注意が必要です。
湿度を下げるには、ちょっと寒いですけど寝る前に一度窓を全開して室内の湿気を掃き出すと効果的です。
一度お試し下さい。
但し、エアコンなどで湿度を下げすぎるとウィルスが発生しやすくなりますので、要注意です。 30%以下にはしないように。
寝ている間もずっと呼吸してますので特に寝室などは湿度が上がり結露しやすいですね。冬になると寝室の換気をしてない方もいるようですので。
最低一日に一回は換気しましょう。
大人一人で平常時でも一時間に30㎥(8帖間の空間分)は呼吸しますので二人で6~7時間も締めっきりにしてれば相当水分と二酸化炭素濃度が高くなります。
酸欠でスッキリ眠れない、頭痛が取れないなんていう方、換気を試してみてください。
窓を開けるのが大変な場合は換気扇を付けるといいです。
熱交換型の換気がお勧めです。
さて、結露のメカニズム何となくお分かりいただけましたか?
それでは次に暖房です。
続きはまた明日。