- Category:
Date:2021.06.05
**木視率**
お元気様です**
薄井工務店 薄井寿也です。
今回は【木視率】をご紹介します。
薄井工務店は化粧梁・無垢床・造作など、
無垢材などを多く使います。
お客様も「木が好き!」「無垢材がいい!」などの木が好きな方が多くいらっしゃってます。
しかし気を付けて下さい!
住み続けるお家の木比率が高ければ良いわけではありません!
そちらのご説明を致します。
木肌比率
お部屋の中に居た時、
木肌が20%~30%見える空間。
木肌が40%~50%見える空間。
木肌が90%見える空間。
この3つのお部屋をそれぞれ見たときに脳の状態はどのようになっているか?
という実験がありました。
皆さんはどのような空間が好きでしょうか?
人によって好みや脳の感じ方は多少変わりますが、
ほとんどの方が同じような変化を出していました。
【20%~30%の空間】
一般的に20%~30%の住宅が一番多いです。
お部屋の空間で床だけが木の場合がこの%にあてはまります。
効果としては、
脈拍が低下していき、リラックス出来る状態になりました。
木肌割合が20%で良い結果が出ています。
寝室などの落ち着きたい場所には良いかもしれません。
【40%~50%の空間】
次に40%~50%場合は脈拍が低下したあと少し上がってから落ち着くという結果になりました。
これは時間が経ったときにワクワク感が出てきているということになります。
リビングやダイニングなど、
人が集まる空間に適した割合なのかなと感じました。
【90%の空間】
こちらは、
脈拍が上がりワクワク感が出るようなのですが、
時間が経つと飽きが出てしまい、
人によっては寝れなくなってしまうという症状が出たようです。
木量の使い分け+まとめ
いかがでしたか?
確かにキャンプなどでロッジに泊まる方もいるかと思いますが、
数か月泊り続けるのは落ち着かなそうですよね?
リラックスできない感じしますよね。
上記で言ったように空間によって使い分けるのがいいかもしれません。
寝室では比率を少なくし、人が集まるところは比率を多くする。
比率を考えながら打合せしていくと良い空間のお家が完成するかと思います。
比率によって人間の心にどちらにしても良い効果を与えてくれますしね。
弊社も桧や杉、造作家具など
色々な提案も出来ますので興味があったらお声掛けください。
それではありがとうございました!!!