Date:2019.12.09
地震に強い家 ー命と財産を守るー
山縣です。
北関東の地震増えてますね。
首都直下型地震との関連性を疑うニュースも飛び交っています。
宇都宮でも2011年3月11日に発生した
東日本大震災での被害が大きかったです。
私はその時、会社のトラックを運転していて
交差点で信号待ちをしていました。
誰かが車を揺らしているのかな?
とも思うような揺れに気づいたときには
大地震が来ているんだとハッとしたのを
鮮明に覚えています。
当時、現場監督だったため担当現場の状況確認に走り回り
小さな被害で済んでいた事にホッしていました。
そこからは地場工務店としてお客様のご自宅が無事なのか、
あちこちに連絡を取っていました。
瓦屋根がずれた
外壁にヒビが入った
部屋の壁にヒビが入った
等々、様々な状況がわかってきました。
特に被害が大きかった岡本・清原方面では屋根の応急処置に明け暮れていましたね。
命に関わることがなくてよかった。。。
それからまた大きな地震がありました。
熊本地震ですね。
大きな地震は来ないと言われていた熊本で
マグニチュード7.3 震度7×2回の地震は
全壊8527棟 半壊30967棟
に上る被害をもたらしました。
つまり、日本に暮らす限り大きな地震に遭遇するリスクは
「常に」隣り合わせなんだということを理解しました。
そして、家づくりにたずさわる人間として
「家が一番安全で、快適で、安心なんだ」と
おもっていただける家づくりをしなきゃならんなと
改めて「耐震性」へのこだわりを強くしました。
耐震性の基本は壁の量を多くする事と、バランスを良くすること。
それだけでも揺れ方を小さく、強固にすることができます。
分かりやすい解説動画↓ Panasonicさんありがとうございます!
でも、どうなってると壁の量やバランスがよくなっているのか
購入される方は分からないですよね。
ひとつの目安にしていただきたいのは
「耐震等級」
です。
1~3の評価のうち最高評価である
「耐震等級3」を取れるようになっているか
家づくりの担当者に聞いてみるといいです。
薄井工務店ではもちろん耐震等級3が基準です。
ここまで耐震等級3にこだわるには理由があります。
近年で一番大きかった熊本地震で
耐震等級3相当の家に全壊が0であった事実です。
この事実は耐震性を理解するのに非常に良い出来事だと思います。
ぜひ聞いてみてください(^^)/