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Date:2019.05.21

全国の木材を使った競技場

こんにちは!
栃木県宇都宮市で住宅の新築リフォームを手掛ける薄井工務店代表の薄井です。

最近、季節の変わり目なのか、体調を崩している人が多いですね。
かくいう私も数日前から微熱続きでもう5日間37度前後を行った入り来たりしています。
中途半端な熱なので寝込むほどでもないのですが、いやですね~

東京オリンピックのメイン会場、新国立競技場の現場へ

さてさて、そんな中 先日休みの日に東京に行きある建物を見てきました。

それは、来年の世界的な大イベント!

と言えば!そう東京オリンピック

その東京オリンピックのメイン会場になる新国立競技場の現場に行ってきました。
屋根も仕上がったという事で外観はほぼ完成したように感じます。
 
【写真がこちら】 ↓

皆さんご存知のようにこちらは世界的な建築家『隈研吾先生』の設計による競技場です。
隈先生の特徴と言えば木材を格子状に使う建築が多くみられますね。

この競技場も外周部全てに使っている『庇』
これは全て全国47都道府県から取り寄せた地元の『杉材』です。

隈先生によると、北側と南側、東側のエントランスゲートの軒には震災被災県の木を利用しているようです。

新国立競技場を『国産木材の利用による世界に誇れるスタジアム』として世界に発信するため、
『全ての日本人の心を一つにするナショナルスタジアム』を目指し、日本全国から木材を調達することを決めたようです。

軒庇の木材は北から北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の材料で北と東のメインゲートには岩手、宮城、福島の材料を、南ゲートには熊本の材料を使うようです。

材料の大きさは一般的に木造住宅の 『間柱』 として利用する100㎜×30㎜の材料を使います。

 

皆さんの住まいにも普通に使う県産材と同じです。

決して輸入木材は仕様しておりません。

内部の大きな大断面の木材もなるべく全国の製材所で加工できるような大きさに調整したとも聞かれています。

出来る限り全国での参加を目指しているのですね。 素晴らしいことです。

ところで栃木県の材料はというと 『北東の位置にある軒庇』 のようです。

早く見たいですね~!

またまた、競技場の近くには既に 五輪のモニュメントもありました。

少しづつ雰囲気が出てきました。

前回の東京オリンピックは、私も生まれてはいましたがまだゼロ歳児。

実際には覚えていません。

という事で自国では初めて体験するオリンピックもあと1年ちょっと。

楽しみですね~
 

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