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Date:2019.01.11
築25年・・・でも冬の停電に強い家!
1月11日(金)午前5時49分
いつもの時間に起き朝の作業をしていたところ、突然『プツ!』 あれ?
ブレーカーが落ちたな。
炊飯器・電子レンジ・ドライヤーなどが重なると落ちることがあるが、今朝はまだその時間帯ではなかった。
ん?ブレーカーは落ちてないな。どうやら停電らしい。こんな時間に珍しい。
どうせすぐ復帰するだろうと待っていたが、5分経っても10分経っても復帰しない。
あれ?なんか変だぞ。夜明け前のまだ暗い時間帯だったので外を見まわしてみると、地域一帯が真っ暗。どうやら広範囲に大停電になっているようだ。
非常用の電灯があるので、真っ暗ではないが、もちろん暖房はゼロ。外は氷点下。
さてそんな中、室内温度はどうなるのか?
築25年の高断熱高気密の外張り断熱工法の家
我が家は1994年に新築し現在で築25年目になります。
今でこそ断熱の重要性は当たり前ですが、当時はまだ着目されていなかった高断熱高気密住宅の外張断熱工法で家をつくりました。
その1年前の1993年からこの工法を始めたのですが、当時は断熱材に予算を掛ける事がお客様にはご理解戴けず大変でした(~_~;)
もうこうなったら! まずは自分の家で体感してから多くの方に体感戴くしかない!
そんな思いで25年前から沢山の高断熱の家をご提供させて戴きました。
こんな寒い朝の停電が起きた時こそ!本当に高断熱の家を造って良かったと思って戴けるんじゃないですかね~
はい我が家の仕様ですが。
普段の熱源は温水式の床暖房に、温水式ガス暖房機、エアコンは使いません。
25年前の外張断熱工法に当時の古い熱交換換気、サッシは一応ペアガラスの木製輸入サッシです。
いずれも現在の薄井工務店の施工している家よりは性能は劣りますが、今でも普通に流通している住宅よりは断熱性能は良いと感じます。
さて、午前4時に温水式の床暖房はタイマーセットでON!
起床5時、普段通りに朝の作業をしているところ5時49分に突然停電!
停電から1時間後の室温は?
停電から約1時間後には会社に向かってしまったが、その時の室内の温度はこの通り。
一番冷える日の出の時間帯。
停電時の室温 *18.6度
1時間後の室温 *16.5度
なんと!1時間で約2度の熱損失でした。これ築25年の家です。
特に断熱改修は全くしておりません。
当時から多くの方に高断熱の家をご提供できて本当に良かったと思います。
さてさて、その他停電で感じた事。
①やっぱりガスコンロはお湯が沸かせる(隣にいる娘の子〈孫〉のミルクが作れました)
②エコキュートにはお湯が溜まっいるので普通にお湯が使えます。
③タンク付のトイレは水が流せる(タンクレスも切替が出来るが停電時の作業で知らない人が多い)
④ダウンライトの電球で充電式があります(上の写真の電球がそうです)
そして暖房でいいのは!
我が家にはありませんが、会社にはありました。
何と言ってもこれ! ↓
燃えるものがあればOKです!
約2800件の大停電のようでしたが、結局原因は何だったのでしょうか?