栃木県宇都宮市 吹き抜け階段のある規格型住宅
木づかいの家、薄井工務店の注文住宅。今回は高い天井を持った吹き抜け階段が、リビングから二階に続き、コンパクトでありながら絶妙な開放感を演出する規格型住宅をご紹介します。シンプルでありながらモダンな雰囲気も漂うおしゃれな空間です。
造作のモダンなテレビ台
リビングでみんなの目が集まるテレビ台は、造作家具を設えました。階段のステップやフローリングのナチュラルな木目とは、また違った少し濃いめの木目になっています。
まるで組木細工のように縦横無尽に木材が使用され、木目の違いだけでも洒落たインテリアのように見えます。
階段の昇り口とテレビ台が近い場所にあるので、2階に行く前についテレビをのぞきこんで しまう、という絶妙な配置も技ありです。
ウォールナット調の木目で落ち着いたキッチン
キッチンはカウンターキッチンになっています。ウォールナット調の木目で、落ち着いた印象に仕上がっています。
キッチンの向こうにはダイニングが、そしてその向こうには階段を挟んでリビングまで見渡せます。キッチンに立ってお料理をしながら、家族が何をしているのか、リビングやダイニングには誰がいるのかすぐに判ります。
家族とおしゃべりしながら洗い物をしたり、料理を家族と一緒に作ったり、時には宿題をする子どもを見ながらキッチンに立ったりと、常に家族とのつながりを感じることができます。
洗濯物も外から見えない位置で干せますよ
洗濯物が近所から丸見えになっていると、気になるというお宅も少なくありません。特に女性が多い家族、お年頃のお嬢さんがいる家族は、人の目が気になりますよね。
ここには外から見えない位置で洗濯物を干す事ができる、ちょっとしたスペースが設けられています。人の目を気にせず、下着類などが干せて安心ですね。また家の内側になるスペースに窓があるので、ちょっとした明り取りにもなります。暗くなりがちなスペースも、自然光であふれた開放的な空間になっています。
リビングから2階に上がる階段
最近、子育てや家族の絆を深めるためにも注目されているリビング階段。これまでは玄関から階段をつかって直接二階へ上がることができる家が一般的でした。
しかし、階段をリビングに持ってくることで、帰宅した家族が必ずリビングを通って、他の家族と顔を合わせることになります。家族と顔を合わせる機会を増やすことで、思春期を迎えて気難しい子どもとも、自然にコミュニケーションがとれますね。
また途中のステップはスケルトンになっているので、光が遮られることがありません。光と風が通り抜ける階段です。