吹き抜け空間に溶け込む木のぬくもり。 光と風が吹き抜ける家族みんなの居場所のある家。
「木のぬくもりの中で暮らしたい」というご夫婦そろっての要望を取り入れた結果で、白い壁とのコントラストが瀟洒な雰囲気に。タイルを貼ったカフェスタイルのキッチンも、お洒落な空間づくりに一役買っています。
平成22年夏に待望のご長男が誕生したNさんご家族。マイホームを手に入れた年でもあり、喜びもひとしお。現在は4人家族で楽しく、にぎやかに暮らしています。
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家族4人そろって、吹き抜けのリビングで。
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吹き抜けリビングを仰ぎ見る。光が注ぎ込んで明るい。
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ダイニングから望む西側のテラス。視覚的にも広く感じる。
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こちらは屋外から西側のテラスを望む。夏は子どもたちの水浴び場になる。
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カフェスタイルのキッチン。タイル仕上げが個性的かつ斬新。
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2階寝室の作りつけの書棚。読書好きのご夫婦の蔵書がずらり。
例えば、玄関のスリッパ収納、キッチン周りのカウンターテーブル、飾り棚など、ちょっとしたところに作りつけの棚を設置していただきました。デザイン的にも素敵で、機能的にも優れています。
早速、住み心地について尋ねてみると、ご主人はこう答えてくれました。 「1年経って冬と夏を経験しましたが、特に冬場の暖かさを実感しました。家の中では寒さを感じないから不思議です。暖房は1階ダイニングに設置した蓄熱式暖房機1台でまかなえます。子どもがまだ小さいので、空気を汚さないクリーンな点が気に入りました。年間を通したランニングコストも合格ラインです」
記録的な猛暑を記録した平成22年夏は、さすがにエアコンに頼る日があったそうですが、リビングの吹き抜けやダイニング西側のテラスなど、家の中を風が通り抜ける設計のお陰で、冷房なしで過ごせる日も多かったとか。風が通り抜けるということは、光が入り込むこと。どこも明るい室内が印象的でした。
さて、居住空間を見渡してみると、無垢材が随所に使われていることに気づきます。
経験豊富な職人たちのオリジナルの造作に高評価。気に入っていただけたようです。