コンセプトは“プリンセスハウス”。 細部までこだわり、夢の住空間を実現。
コンセプトは“プリンセスハウス”。細部までこだわり、夢の住空間を実現。北側のロケーションを最優先に設計。季節の移り変わりを愉しむ窓辺が自慢。

3人のお子様たちとリビングで。落ち着きのあるオフホワイトの空間が印象的。
リビングのシャンデリア、カーテン、ソファはプリンセスハウス仕様。
リビングを別角度から。正面の壁全面がTVボードを含む収納。
白で統一されたキッチン。冷蔵庫、レンジフードも白でそろえた。写真手前のキッチンカウンターにも注目
ホテル並みの高級感漂う洗面所。ライティングに映えるミラー、壁紙などコーディネートのセンスも抜群。
プリンセスハウスへようこそ!」。邸宅をイメージした玄関まわり。リースは奥様の手づくり。
強いこだわりもじっくり時間をかけ施主と工務店が一体となった家づくり
真っ白な玄関扉を開けて室内に入ると、そこには別世界が広がっていました。リビング&ダイニングはフランスの邸宅をイメージしたインテリアで埋め尽くされ、いわゆる“生活感”をまったく感じません。例えるなら、高級ホテルのレセプション、もしくは、瀟洒なインテリア&セレクトショップといったところでしょうか。隙のないこだわり空間を実現した張本人、奥様に話を聞きました。
「以前から16世紀ごろのフランス宮廷文化に憧れを抱いていました。家を建てるならとことんこだわりたいと思い、カーテン、ソファ、シャンデリアのほか、壁のモールディングも含めて東京・青山のインテリアショップ『プリンセスハウス』のもので統一しています」
奥様のコンセプトをそのまま表現するために、特に天井は柱の上に梁を載せる逆梁工法を採用。構造体にかかる費用はそのままに、少しでも高さを確保して空間に広がりを持たせたそうです。「リビングのTVボードを含む収納、キッチンカウンターの収納もすべて、インテリアの雰囲気に沿った作りつけのオリジナルです。納まり具合は完璧で、使い勝手も申し分ありません」と奥様。
ご主人は家づくりを振り返ってこう話します。「土地を探している段階から、薄井工務店さんに家づくりの相談をしていました。じっくりと時間をかけてプランを練り、必要に応じて海外製の部材を事前調達してもらうなど、施主と工務店が一体となった家づくりができたと思います。家づくりのこだわりが強ければ強いほど、それを受け止めてくれる大きな“器”が必要ですね」
器とはとりもなおさず、いかに施主の方の思いを受け止めるかに尽きます。ここが地元密着型の工務店の強味かもしれません。